論文の概要: Impact of the valence band on Rydberg excitons in cuprous oxide quantum wells
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2511.20441v1
- Date: Tue, 25 Nov 2025 16:14:18 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2025-11-26 17:37:04.540075
- Title: Impact of the valence band on Rydberg excitons in cuprous oxide quantum wells
- Title（参考訳）: 銅酸化物量子井戸のリドベルク励起子に及ぼす原子価バンドの影響
- Authors: Niklas Scheuler, Jörg Main, Patric Rommel, Frieder Pfeiffer, Stefan Scheel, Pavel A. Belov,
- Abstract要約: 我々は、ルッティンガー・コーンモデルに基づく酸化銅量子井戸の励起子に対する完全ハミルトニアンを導出した。
B-スプライン関数を用いたハミルトニアンの対角化に基づく結果は、エネルギーシフトと退化の持ち上げを明らかにする。
- 参考スコア（独自算出の注目度）: 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/
- Abstract: The complex valence band structure of bulk cuprous oxide necessitates going beyond the parabolic approximation to precisely estimate exciton binding energies. The same is true for excitons in cuprous oxide quantum wells, for which many effects have been obtained so far only qualitatively within a hydrogenlike two-band model. Here, we derive the complete Hamiltonian for excitons in cuprous oxide quantum wells based on the Luttinger-Kohn model, taking into account the full complex valence band structure. Symmetry properties of the system are discussed. Numerical results based on the diagonalization of the Hamiltonian using B-spline functions reveal the energy shifts and the lifting of degeneracies due to the nondiagonal coupling terms of the complex valence band. The relative oscillator strengths of the excitonic transitions induced by circularly polarized light are also calculated.
- Abstract（参考訳）: バルクカップラス酸化物の複素価バンド構造は、エキシトン結合エネルギーを正確に推定するために、放物線近似を超える必要がある。
酸化銅の量子井戸では、水素のような2バンドモデルでのみ定性的に多くの効果が得られている。
ここでは、Luttinger-Kohnモデルに基づいて、銅酸化物量子井戸中の励起子に対する完全ハミルトニアンを導出し、完全複素価バンド構造を考慮に入れた。
システムの対称性について論じる。
B-スプライン関数を用いたハミルトニアンの対角化に基づく数値的な結果は、複素価バンドの非対角結合項による退化のエネルギーシフトと持ち上げを明らかにする。
また、円偏光によって誘起される励起遷移の相対振動子強度も計算した。
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