論文の概要: Multiband superconductors with degenerate excitation gaps
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2001.07531v1
- Date: Tue, 21 Jan 2020 13:44:01 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-06-06 11:31:50.563753
- Title: Multiband superconductors with degenerate excitation gaps
- Title(参考訳): 縮退励起ギャップを有する多バンド超伝導体
- Authors: Paulo J. F. Cavalcanti, Tiago T. Saraiva, J. Albino Aguiar, A. Vagov,
M. D. Croitoru, and A. A. Shanenko
- Abstract要約: 通常、均一超伝導体の単一粒子エネルギースペクトルにおける励起ギャップの数は、対応する超伝導モデルにおける寄与帯域の数を決定すると仮定される。
ここでは、この広く受け入れられている視点に反して、超伝導磁気特性は、対応する励起ギャップが縮退して区別できない場合でも、寄与帯域の数に敏感であることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: There is a tacit assumption that multiband superconductors are essentially
the same as multigap superconductors. More precisely, it is usually assumed
that the number of excitation gaps in the single-particle energy spectrum of a
uniform superconductor determines the number of contributing bands in the
corresponding superconducting model. Here we demonstrate that contrary to this
widely accepted viewpoint, the superconducting magnetic properties are
sensitive to the number of contributing bands even when the corresponding
excitation gaps are degenerate and cannot be distinguished. In particular, we
find that the crossover between superconductivity types I and II - the
intertype regime - is strongly affected by difference between characteristic
lengths of multiple contributing condensates. The reason for this is that
condensates with diverse characteristic lengths coexisting in one system
interfere constructively or destructively, which results in multi-condensate
magnetic phenomena regardless of the presence/absence of the multigap structure
in the single-particle excitation spectrum.
- Abstract(参考訳): マルチバンド超伝導体は本質的にマルチギャップ超伝導体と同じであるという暗黙の仮定がある。
より正確には、一様超伝導体の単一粒子エネルギースペクトルにおける励起ギャップの数は、対応する超伝導モデルにおける寄与帯域の数を決定すると仮定される。
ここでは、この広く受け入れられている見解に反して、超伝導磁気特性は、対応する励起ギャップが縮退して区別できない場合でも、寄与帯域の数に敏感であることを示す。
特に, 超伝導型I型とII型の間の交差は, 複数の寄与凝縮体の特性的長さの違いによって強く影響されている。
この理由は、1つの系に共存する様々な特性長の凝縮が建設的または破壊的に干渉し、単一粒子励起スペクトルにおけるマルチギャップ構造の有無に関わらず多凝縮磁気現象を引き起こすためである。
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