論文の概要: Key rates for quantum key distribution protocols with asymmetric noise
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2002.07305v2
- Date: Wed, 1 Jul 2020 08:25:29 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-06-03 07:25:13.567059
- Title: Key rates for quantum key distribution protocols with asymmetric noise
- Title(参考訳): 非対称雑音をもつ量子鍵分布プロトコルの鍵レート
- Authors: Gl\'aucia Murta, Filip Rozp\k{e}dek, J\'er\'emy Ribeiro, David
Elkouss, and Stephanie Wehner
- Abstract要約: システムに不均一なノイズが存在する場合、最も単純な量子鍵分配プロトコル、すなわちBB84と6状態プロトコルで達成される鍵レートを考察する。
鍵生成において高い量子ビット誤り率で基底を用いるのが有利であることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We consider the asymptotic key rates achieved in the simplest quantum key
distribution protocols, namely the BB84 and the six-state protocols, when
non-uniform noise is present in the system. We first observe that higher qubit
error rates do not necessarily imply lower key rates. Secondly, we consider
protocols with advantage distillation and show that it can be advantageous to
use the basis with higher quantum bit error rate for the key generation. We
then discuss the relation between advantage distillation and entanglement
distillation protocols. We show that applying advantage distillation to a
string of bits formed by the outcomes of measurements in the basis with higher
quantum bit error rate is closely connected to the two-to-one entanglement
distillation protocol DEJMPS. Finally, we discuss the implications of these
results for implementations of quantum key distribution.
- Abstract(参考訳): システムに非一様ノイズが存在する場合、最も単純な量子鍵分配プロトコル、すなわちBB84と6状態プロトコルにおいて達成される漸近的鍵レートを考察する。
まず、高い量子ビット誤り率が必ずしも鍵レートを低下させるとは限らないことを観察する。
第二に, 蒸留に有利なプロトコルを検討し, 鍵生成に高い量子ビット誤差率の基底を用いることが有利であることを示す。
次に, 有利蒸留と絡み合い蒸留プロトコルの関係について考察する。
量子ビット誤り率の高い測定結果から生成される一連のビットに対して有効蒸留を適用することは、2対1のエンタングルメント蒸留プロトコルDEJMPSと密接に関連していることを示す。
最後に,これらの結果が量子鍵分布の実装に与える影響について考察する。
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