論文の概要: New protocols for quantum key distribution with explicit upper and lower bound on secret key rate
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2212.13089v3
- Date: Sun, 11 May 2025 14:15:17 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2025-05-13 20:21:48.48317
- Title: New protocols for quantum key distribution with explicit upper and lower bound on secret key rate
- Title(参考訳): 秘密鍵レートの明示的上下境界を持つ量子鍵分布の新しいプロトコル
- Authors: Arindam Dutta, Anirban Pathak,
- Abstract要約: 量子鍵分布(QKD)には、絡み合いや理想的な単一光子源を必要としない2つの新しいスキームを提案する。
これらのプロトコルは、インターセプト-レスポンスや集団攻撃のクラスを含む、複数の攻撃に対して安全であることが示されている。
量子リソースと盗聴者(Eve)に暴露された情報との間のトレードオフが観察され、追加の量子リソースを使用することで高い効率が達成できる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We present two new schemes for quantum key distribution (QKD) that neither require entanglement nor an ideal single-photon source, making them implementable with commercially available single-photon sources. These protocols are shown to be secure against multiple attacks, including intercept-resend and a class of collective attacks. We derive bounds on the key rate and demonstrate that a specific type of classical pre-processing can increase the tolerable error limit. A trade-off between quantum resources and information revealed to an eavesdropper (Eve) is observed, with higher efficiency achievable through the use of additional quantum resources. Specifically, our proposed protocols outperform the SARG04 protocol in terms of efficiency at the cost of more quantum resources.
- Abstract(参考訳): 本稿では、量子鍵分布(QKD)の2つの新しいスキームを提案し、このスキームは、絡み合いも理想的な単一光子源も必要とせず、商業的に利用可能な単一光子源で実装可能である。
これらのプロトコルは、インターセプト-レスポンスや集団攻撃のクラスを含む、複数の攻撃に対して安全であることが示されている。
我々は、キーレートのバウンダリを導出し、古典的前処理の特定の種類が許容可能なエラー限界を増大させることができることを示す。
量子リソースと盗聴者(Eve)に暴露された情報との間のトレードオフが観察され、追加の量子リソースを使用することで高い効率が達成できる。
具体的には,提案プロトコルがSARG04プロトコルよりも効率が高く,量子資源のコストが高い。
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