論文の概要: Thermoelectricity in Quantum-Hall Corbino Structures
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2003.01748v4
- Date: Mon, 10 Aug 2020 23:19:18 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-31 07:18:52.788863
- Title: Thermoelectricity in Quantum-Hall Corbino Structures
- Title(参考訳): 量子ハルコビノ構造における熱電性
- Authors: Mariano Real, Daniel Gresta, Christian Reichl, Jurgen Weis, Alejandra
Tonina, Paula Giudici, Liliana Arrachea, Werner Wegscheider, Werner Dietsche
- Abstract要約: 量子ホール効果系におけるコルビノ構造の熱電応答を測定する。
本研究では, ランダウを部分的に充填した場合, 非常に大きな熱電冷却の効率性を示す数値を予測した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 48.7576911714538
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We measure the thermoelectric response of Corbino structures in the quantum
Hall effect regime and compare it with a theoretical analysis. The measured
thermoelectric voltages are qualitatively and quantitatively simulated based
upon the independent measurement of the conductivity indicating that they
originate predominantly from the electron diffusion. Electron-phonon
interaction does not lead to a phonon-drag contribution in contrast to earlier
Hall-bar experiments. This implies a description of the Onsager coefficients on
the basis of a single transmission function, from which both thermovoltage and
conductivity can be predicted with a single fitting parameter. It furthermore
let us predict a figure of merit for the efficiency of thermoelectric cooling
which becomes very large for partially filled Landau levels (LL) and high
magnetic fieldse of merit can be estimated which becomes very large for
partially filled Landau levels and high magnetic fields.
- Abstract(参考訳): 量子ホール効果系におけるコルビノ構造の熱電応答を測定し、理論的解析と比較する。
測定された熱電電圧は、電子拡散を主源とする導電率の独立な測定に基づいて定性的かつ定量的にシミュレーションされる。
電子-フォノン相互作用は、初期のホールバーの実験とは対照的にフォノン-ドラッグの寄与にはならない。
このことは、オンサーガー係数を単一の伝達関数に基づいて記述し、熱電圧と導電率の両方を単一の適合パラメータで予測できることを意味する。
さらに, 部分的に充填されたランダウレベル (LL) に対して非常に大きな熱電冷却効率と, 部分的に充填されたランダウレベルと高磁場に対して非常に大きな強磁場を推定できることを示す。
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