論文の概要: Towards Causality-Aware Inferring: A Sequential Discriminative Approach
for Medical Diagnosis
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2003.06534v4
- Date: Sat, 19 Feb 2022 07:53:47 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2022-12-23 20:22:44.725297
- Title: Towards Causality-Aware Inferring: A Sequential Discriminative Approach
for Medical Diagnosis
- Title(参考訳): 因果推論に向けて:医学診断における連続的差別的アプローチ
- Authors: Junfan Lin and Keze Wang and Ziliang Chen and Xiaodan Liang and Liang
Lin
- Abstract要約: 医学診断アシスタント(MDA)は、疾患を識別するための症状を逐次調査する対話型診断エージェントを構築することを目的としている。
この研究は、因果図を利用して、MDAにおけるこれらの重要な問題に対処しようとする。
本稿では,他の記録から知識を引き出すことにより,非記録的調査に効果的に答える確率に基づく患者シミュレータを提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 142.90770786804507
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Medical diagnosis assistant (MDA) aims to build an interactive diagnostic
agent to sequentially inquire about symptoms for discriminating diseases.
However, since the dialogue records used to build a patient simulator are
collected passively, the data might be deteriorated by some task-unrelated
biases, such as the preference of the collectors. These biases might hinder the
diagnostic agent to capture transportable knowledge from the simulator. This
work attempts to address these critical issues in MDA by taking advantage of
the causal diagram to identify and resolve two representative non-causal
biases, i.e., (i) default-answer bias and (ii) distributional inquiry bias.
Specifically, Bias (i) originates from the patient simulator which tries to
answer the unrecorded inquiries with some biased default answers. Consequently,
the diagnostic agents cannot fully demonstrate their advantages due to the
biased answers. To eliminate this bias and inspired by the propensity score
matching technique with causal diagram, we propose a propensity-based patient
simulator to effectively answer unrecorded inquiry by drawing knowledge from
the other records; Bias (ii) inherently comes along with the passively
collected data, and is one of the key obstacles for training the agent towards
"learning how" rather than "remembering what". For example, within the
distribution of training data, if a symptom is highly coupled with a certain
disease, the agent might learn to only inquire about that symptom to
discriminate that disease, thus might not generalize to the out-of-distribution
cases. To this end, we propose a progressive assurance agent, which includes
the dual processes accounting for symptom inquiry and disease diagnosis
respectively. The inquiry process is driven by the diagnosis process in a
top-down manner to inquire about symptoms for enhancing diagnostic confidence.
- Abstract(参考訳): 医学診断アシスタント(MDA)は、疾患を識別するための症状を逐次調査する対話型診断エージェントを構築することを目的としている。
しかし,患者シミュレータ構築に用いた対話記録は受動的に収集されるため,収集者の好みなどのタスク非関連バイアスによってデータは劣化する可能性がある。
これらのバイアスは、シミュレータから輸送可能な知識をキャプチャする診断エージェントを妨げる可能性がある。
この研究は、MDAにおけるこれらの重要な問題に対処するために、因果図を利用して2つの代表的な非因果バイアス、すなわち2つの非因果バイアスを特定し、解決する。
(i)デフォルトの回答バイアス
(ii)分布的問合せバイアス。
特に偏見は
i) 患者シミュレータは,未記録の質問にバイアスのあるデフォルト回答で答えようとするものである。
したがって、診断剤は偏りのある回答のため、その利点を十分に証明できない。
このバイアスを解消し,因果図を用いた傾向スコアマッチング技術にインスパイアされた我々は,他の記録から知識を引き出して未記録の質問に効果的に答える傾向ベースの患者シミュレータを提案する。
(ii) 受動的に収集されたデータとともに本来,エージェントが「記憶する」のではなく,「どのように学習するか」を訓練する上で重要な障害の1つである。
例えば、訓練データの分布において、ある症状が特定の疾患と高度に結合している場合、その症状を識別するためにその症状についてのみ問い合わせることを学び、その結果、分布外症例に一般化することはない。
そこで本研究では,症状調査と疾患診断をそれぞれ考慮した2つのプロセスを含むプログレッシブ保証剤を提案する。
診断プロセスは、診断の信頼性を高めるための症状を調査するために、トップダウンで診断プロセスによって駆動される。
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