論文の概要: Charged particle guiding and beam splitting with auto-ponderomotive
potentials on a chip
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2006.02381v1
- Date: Wed, 3 Jun 2020 16:55:01 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-17 06:42:08.108675
- Title: Charged particle guiding and beam splitting with auto-ponderomotive
potentials on a chip
- Title(参考訳): チップ上の自己ポンダモーティブ電位による荷電粒子誘導とビーム分割
- Authors: Robert Zimmermann (1), Michael Seidling (1), Peter Hommelhoff (1) ((1)
Department Physik, Friedrich-Alexander University Erlangen-Nuremberg (FAU),
Erlangen, Germany)
- Abstract要約: 静電光学による荷電粒子ビームの誘導と操作について報告する。
平面基板上に作製された数百個の電極を用いて、運動中の荷電粒子の雷動電位を発生させる。
電位の形状と強度は電極のレイアウトと印加電圧によって調整できる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We report guiding and manipulation of charged particle beams by means of
electrostatic optics based on a principle similar to the electrodynamic Paul
trap. We use hundreds of electrodes fabricated on planar substrates and
supplied with static voltages to create a ponderomotive potential for charged
particles in motion. Shape and strength of the potential can be locally
tailored by the electrodes' layout and the applied voltages, enabling the
control of charged particle beams within precisely engineered effective
potentials. We demonstrate guiding of electrons and ions for a large range of
energies (from 20 to 5000 eV) and masses (5E-4 to 131 atomic mass units) as
well as electron beam splitting as a proof-of-concept for more complex beam
manipulation. Simultaneous confinement of charged particles with different
masses is possible, as well as guiding of electrons with energies in the keV
regime, and the creation of highly customizable potential landscapes, which is
all hard to impossible with conventional electrodynamic Paul traps.
- Abstract(参考訳): 静電光学による荷電粒子ビームの誘導と操作について, ポールトラップに類似した原理に基づいて報告する。
平面基板上に作製された数百個の電極を静電圧で供給し, 荷電粒子の運動を考慮に入れた。
電位の形状と強度は電極のレイアウトと印加電圧によって局所的に調整することができ、精密に設計された有効電位内で荷電粒子ビームを制御できる。
我々は,電子とイオンの多種多様なエネルギー(20から5000ev)と質量(5e-4から131原子質量単位)と電子ビームの分解を,より複雑なビーム操作のための概念実証として示す。
異なる質量を持つ荷電粒子の同時閉じ込めが可能であり、keV系でエネルギーを持つ電子の誘導や、従来の電気力学のポールトラップでは不可能な、高度にカスタマイズ可能なポテンシャルランドスケープの作成が可能である。
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