論文の概要: Classical communication through quantum causal structures
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2007.05051v1
- Date: Thu, 9 Jul 2020 20:33:17 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-10 21:05:58.038814
- Title: Classical communication through quantum causal structures
- Title(参考訳): 量子因果構造による古典的コミュニケーション
- Authors: Kaumudibikash Goswami and Fabio Costa
- Abstract要約: 両部量子過程の異なる古典的容量を定式化する。
任意のプロセスによる一方通行通信プロトコルは、因果分離可能なプロセスより優れているわけではない。
双方向プロトコルは、一方的な通信プロトコルの限界を超えることはできない。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Quantum mechanics allows operations to be in indefinite causal order.
Recently there have been active discussions on enhanced communication
strategies through exotic causal structures. In light of this, through the
process matrix formalism, we formulate different classical capacities for a
bi-partite quantum process. We find that a one-way communication protocol
through an arbitrary process cannot outperform a causally separable process,
i.e., we can send at most one bit per qubit. Next, we study bi-directional
communication through a causally separable process. Our result shows, a
bi-directional protocol cannot exceed the limit of one way communication
protocol. Finally, we generalise this result to multi-party broadcast
communication protocol through a definite ordered process.
- Abstract(参考訳): 量子力学は、演算が無期限因果順序にあることを許す。
近年,エキゾチックな因果構造によるコミュニケーション戦略の強化に関する議論が活発に行われている。
これを踏まえて、プロセス行列形式論を通じて、二成分量子過程の異なる古典容量を定式化する。
任意のプロセスを通じての一方通行の通信プロトコルは、因果的に分離可能なプロセス、すなわち、キュービットあたりの最大1ビットを送信できるプロセスを上回ることができないことが分かる。
次に,因果分離プロセスを通じて双方向コミュニケーションを研究する。
その結果,双方向プロトコルは一方向通信プロトコルの限界を超えないことがわかった。
最後に、この結果を定順序化プロセスを通じてマルチパーティ放送通信プロトコルに一般化する。
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