論文の概要: Enhanced light-harvesting of protein-pigment complexes assisted by a
quantum dot antenna
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2008.03341v1
- Date: Fri, 7 Aug 2020 19:22:46 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-06 21:46:08.918989
- Title: Enhanced light-harvesting of protein-pigment complexes assisted by a
quantum dot antenna
- Title(参考訳): 量子ドットアンテナを用いたタンパク質-ピグメント複合体の光ハーベスティング
- Authors: Gabriel Gil and Guido Goldoni and Stefano Corni
- Abstract要約: 量子ドット(QD)アンテナに組立てた場合,タンパク質ピグメント複合体の光収穫性の向上を予測した。
原型ナノ集積装置は,8種の細菌クロロフィル(BChl)を担持するFenna-Mattews-Olsonシステムと,CdSe$_x$Te$_$/ZnS合金コア/殻ナノ結晶を近赤外放射するCdSe$/x$Te$/ZnS合金ナノ結晶からなる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We predict the enhanced light harvesting of a protein-pigment complex when
assembled to a quantum dot (QD) antenna. Our prototypical nanoassembly setup is
composed of a Fenna-Mattews-Olson system hosting 8 Bacteriochlorophyll (BChl) a
dyes, and a near-infrared emitting CdSe$_x$Te$_{(1-x)}$/ZnS alloy-core/shell
nanocrystal. BChl a has two wide windows of poor absorption in the green and
orange-red bands, precisely where most of the sunlight energy lies. The
selected QD is able to collect sunlight efficiently in a broader band and
funnel its energy by a (non-radiative) F\"orster resonance energy transfer
mechanism to the dyes embedded in the protein. By virtue of the coupling
between the QD and the dyes, the nanoassembly absorption is dramatically
improved in the poor absorption window of the BChl a.
- Abstract(参考訳): 量子ドット(QD)アンテナに組立てた場合,タンパク質ピグメント複合体の光収穫性の向上を予測した。
原型ナノ集合体は,8種の細菌クロロフィル(BChl)を担持するFenna-Mattews-Olsonシステムと,CdSe$_x$Te$_{(1-x)}$/ZnS合金コア/シェルナノ結晶からなる。
BChl aは緑とオレンジの赤の帯に吸収の少ない2つの窓を持ち、太陽光エネルギーのほとんどを正確に配置している。
選択されたqdは、より広い帯域で太陽光を効率よく収集し、タンパク質に埋め込まれた染料への(非放射性)f\"orster共鳴エネルギー移動機構によってそのエネルギーを漏らすことができる。
QDと染料のカップリングにより、BChl aの低吸収窓においてナノアセンブリ吸収が劇的に改善される。
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