論文の概要: A cyanine dye rotaxane porphyrin nanoring complex as a model light
harvesting system
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2006.08349v1
- Date: Mon, 15 Jun 2020 12:36:40 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-13 20:28:15.829241
- Title: A cyanine dye rotaxane porphyrin nanoring complex as a model light
harvesting system
- Title(参考訳): モデル光収穫システムとしてのシアニン色素ロタキサンポルフィリンナノリング複合体
- Authors: Jiratheep Pruchyathamkorn, William J. Kendrick, Andrew T. Frawley,
Andrea Mattioni, Felipe Caycedo-Soler, Susana F. Huelga, Martin B. Plenio,
and Harry L. Anderson
- Abstract要約: ナノリングの軸に沿って糸を張ったCy7シアニン染料を用いたナノリング-ロタキサン超分子組立体は、紫の細菌光合成において光収穫複合体LH1と反応中心との間のエネルギー移動のモデルとして合成されている。
本稿では,ナノリングの吸収スペクトルを再現し,ナノリングと中央染色との励起結合を定量化する理論モデルを提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 1.0539847330971805
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: A nanoring-rotaxane supramolecular assembly, with a Cy7 cyanine dye
(hexamethylindotricarbocyanine) threaded along the axis of the nanoring, has
been synthesized as a model for the energy transfer between the light
harvesting complex LH1 and the reaction center in purple bacteria
photosynthesis. The complex displays efficient energy transfer from the central
cyanine dye to the surrounding zinc porphyrin nanoring. We present a
theoretical model that reproduces the absorption spectrum of the nanoring and
quantifies the excitonic coupling between the nanoring and the central dye,
explaining the efficient energy transfer and elucidating the similarity with
structurally related natural light harvesting systems.
- Abstract(参考訳): cy7シアニン染料(ヘキサメチルインドトリカルボシアニン)をナノリングの軸に沿って縫合したナノリングロタキサン超分子集合体は、紫色細菌光合成において、光収穫複合体lh1と反応中心との間のエネルギー移動のモデルとして合成されている。
この複合体は、中央のシアニン染料から周囲の亜鉛ポルフィリンナノリングへの効率的なエネルギー移動を示す。
本稿では,ナノリングの吸収スペクトルを再現し,ナノリングと中心染料との励起子カップリングを定量化し,効率的なエネルギー移動を説明し,構造的に関連する自然光収穫システムとの類似性を明らかにする理論モデルを提案する。
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