論文の概要: One-photon measurement of two-photon entanglement
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2009.02851v2
- Date: Thu, 29 Dec 2022 17:23:56 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-03 07:30:47.210542
- Title: One-photon measurement of two-photon entanglement
- Title(参考訳): 2光子エンタングルメントの1光子測定
- Authors: Gabriela Barreto Lemos, Radek Lapkiewicz, Armin Hochrainer, Mayukh
Lahiri, Anton Zeilinger
- Abstract要約: 絡み合いは量子力学の基本的特徴であり、量子情報処理において重要な資源であると考えられている。
エンタングルメントを測定する標準的な方法は、両方の粒子を検知する必要がある。
本研究では,2粒子混合状態の絡み合いを特徴付けるために,粒子の1つだけを検出する方法を提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Entanglement is a fundamental feature of quantum mechanics, considered a key
resource in quantum information processing. Measuring entanglement is an
essential step in a wide range of applied and foundational quantum experiments.
When a two-particle quantum state is not pure, standard methods to measure the
entanglement require detection of both particles. We introduce a method in
which detection of only one of the particles is required to characterize the
entanglement of a two-particle mixed state. Our method is based on the
principle of quantum interference. We use two identical sources of a two-photon
mixed state and generate a set of single-photon interference patterns. The
entanglement of the two-photon quantum state is characterized by the visibility
of the interference patterns. Our experiment thus opens up a distinct avenue
for verifying and measuring entanglement, and can allow for mixed state
entanglement characterization even when one particle in the pair cannot be
detected.
- Abstract(参考訳): 絡み合いは量子力学の基本的な特徴であり、量子情報処理の重要な資源と考えられている。
絡み合いの測定は、幅広い応用および基礎的な量子実験において必須のステップである。
2粒子の量子状態が純粋でない場合、絡み合いを測定する標準的な方法は両方の粒子を検出する必要がある。
本研究では,2粒子混合状態の絡み合いを特徴付けるために,粒子の1つだけを検出する方法を提案する。
我々の方法は量子干渉の原理に基づいている。
2光子混合状態の同一の源を2つ使い、一光子干渉パターンを発生させる。
2光子量子状態の絡み合いは、干渉パターンの可視性によって特徴づけられる。
この実験は、絡み合いの検証と測定のための異なる方法を開き、ペア内の1つの粒子が検出できない場合でも、混合状態絡み合いのキャラクタリゼーションを可能にする。
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