論文の概要: A probabilistic view of wave-particle duality for single photons
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2303.15185v3
- Date: Wed, 14 Jun 2023 14:03:04 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-06-17 01:37:18.321087
- Title: A probabilistic view of wave-particle duality for single photons
- Title(参考訳): 単一光子に対する波動粒子双対性の確率論的考察
- Authors: Andrea Aiello
- Abstract要約: 量子力学の法則により、同じ光ビーム中の波の振幅と光子の数の同時測定が禁止されていることを示す。
結果から,「干渉幾何学的双対性」の概念は,最終的には連続-vs-離散双対性」というより一般的なものに置き換えられる可能性が示唆された。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: One of the most puzzling consequences of interpreting quantum mechanics in
terms of concepts borrowed from classical physics, is the so-called
wave-particle duality. Usually, wave-particle duality is illustrated in terms
of complementarity between path distinguishability and fringe visibility in
interference experiments. In this work, we instead propose a new type of
complementarity, that between the continuous nature of waves and the discrete
character of particles. Using the probabilistic methods of quantum field
theory, we show that the simultaneous measurement of the wave amplitude and the
number of photons in the same beam of light is, under certain circumstances,
prohibited by the laws of quantum mechanics. Our results suggest that the
concept of ``interferometric duality'' could be eventually replaced by the more
general one of ``continuous-vs-discrete duality''.
- Abstract(参考訳): 古典物理学から借用された概念の観点から量子力学を解釈する最も厄介な結果の1つは、いわゆる波動粒子双対性である。
通常、波と粒子の双対性は、干渉実験における経路識別性とフリンジ可視性の相補性の観点から示される。
そこで本研究では,波動の連続的性質と粒子の離散的特性との間に生じる新しい相補性を提案する。
量子場理論の確率論的手法を用いて、同じ光のビーム内の波振幅と光子数を同時に測定することは、ある状況下では量子力学の法則によって禁止されることを示した。
その結果,`interferometric duality'という概念は,より一般的な`continuous-vs-discrete duality'の概念に置き換えられる可能性が示唆された。
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