論文の概要: Enhancement of quantum synchronization via continuous measurement and
feedback control
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2009.05468v2
- Date: Mon, 1 Feb 2021 13:37:35 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-02 22:29:16.305734
- Title: Enhancement of quantum synchronization via continuous measurement and
feedback control
- Title(参考訳): 連続計測とフィードバック制御による量子同期の高速化
- Authors: Yuzuru Kato, Hiroya Nakao
- Abstract要約: 発振器に線形に結合した追加浴槽上で連続したホモダイン測定を行うことにより、量子同期を向上できることを示す。
本研究では、高調波駆動の周波数を調整することで、測定誘起変動を抑制するための簡単なフィードバックポリシーを提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We study synchronization of a quantum van der Pol oscillator with a harmonic
drive and demonstrate that quantum synchronization can be enhanced by
performing continuous homodyne measurement on an additional bath linearly
coupled to the oscillator and applying feedback control to the oscillator. The
phase coherence of the oscillator is increased by reducing quantum fluctuations
via the continuous measurement, whereas the measurement backaction inevitably
induces fluctuations around the phase-locking point. We propose a simple
feedback policy for suppressing measurement-induced fluctuations by adjusting
the frequency of the harmonic drive, which results in enhancement of quantum
synchronization. We further demonstrate that the maximum enhancement of quantum
synchronization is achieved by performing quantum measurement on the quadrature
angle at which the phase diffusion of the oscillator is the largest and the
maximal information of the oscillator phase is extracted.
- Abstract(参考訳): 本研究では,高調波駆動による量子ファンデルポル発振器の同期について検討し,発振器に線形に結合した追加浴槽上で連続ホモダイン測定を行い,発振器にフィードバック制御を適用することにより,量子同期を向上できることを実証した。
連続測定により量子揺らぎを減少させることで発振子の位相コヒーレンスを増大させる一方、測定バックアクションは位相同期点周辺の揺らぎを必然的に誘発する。
本研究では,高調波駆動の周波数を調整し,測定誘起変動を抑制するための簡単なフィードバックポリシーを提案する。
さらに、発振子の位相拡散が最大であり、発振子の位相の最大情報を抽出した二次角度で量子計測を行うことにより、量子同期の最大拡張を実現することを実証する。
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