論文の概要: Synchronisation phase as an indicator of persistent quantum correlations
between subsystems
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2006.16209v1
- Date: Mon, 29 Jun 2020 17:21:32 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-12 03:27:26.217601
- Title: Synchronisation phase as an indicator of persistent quantum correlations
between subsystems
- Title(参考訳): サブシステム間の永続的量子相関の指標としての同期位相
- Authors: Stefan Siwiak-Jaszek, Thao P. Le and Alexandra Olaya-Castro
- Abstract要約: 自然シンクロナイゼーション(英: Spontaneous synchronisation)は、動的古典系と量子系の両方で起こる集合現象である。
我々の分析は、自然に同期する様々なオープン量子系に適用できることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 68.8204255655161
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Spontaneous synchronisation is a collective phenomenon that can occur in both
dynamical classical and quantum systems. Here, we analyse the spontaneous
synchronisation dynamics of vibrations assisting energy transfer in a
bio-inspired system. We find the emergence of a constant non-zero
`synchronisation phase' between synchronised vibrational displacements as the
natural frequencies of the oscillators are detuned. This phase difference
arises from the asymmetric participation of local modes in the long-lived
synchronised state. Furthermore, we investigate the relationships between the
synchronisation phase, detuning and the degree of quantum correlations between
the synchronising subsystems and find that the synchronisation phase captures
how quantum correlations persistently exceed classical correlations during the
dynamics. We show that our analysis applies to a variety of spontaneously
synchronising open quantum systems. Our work therefore opens up a promising
avenue to investigate non-trivial quantum phenomena in complex biomolecular and
nano-scale chemical systems.
- Abstract(参考訳): 自発同期は、動的古典系と量子系の両方で起こる集合現象である。
ここでは, 生体刺激系におけるエネルギー移動を支援する振動の自発同期ダイナミクスを解析する。
発振器の自然な周波数が劣化するにつれて, 同期振動変位間の非ゼロ同期位相の出現が観測された。
この位相差は、長寿命の同期状態における局所モードの不斉参加から生じる。
さらに,同期相,復調相,同期サブシステム間の量子相関度の関係について検討し,同期相が古典的相関を持続的に上回っていることを示す。
我々の分析は、自然に同期する様々なオープン量子系に適用できることを示す。
そこで本研究は, 複雑な生体分子およびナノスケール化学系における非自明な量子現象を解明するための有望な道を開く。
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