論文の概要: Phase Locking between Two All-Optical Quantum Memories
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2009.06811v1
- Date: Tue, 15 Sep 2020 01:26:25 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-02 04:36:19.434601
- Title: Phase Locking between Two All-Optical Quantum Memories
- Title(参考訳): 全光量子メモリ間の位相ロック
- Authors: Fumiya Okamoto, Mamoru Endo, Mikihisa Matsuyama, Yuya Ishizuka, Yang
Liu, Rei Sakakibara, Yosuke Hashimoto, Jun-ichi Yoshikawa, Peter van Loock,
Akira Furusawa
- Abstract要約: 時間制御された2モードの絡み合った単一光子状態の放出を示す。
エンタングルメントと非古典性は、最大400 nsまでのリリース時間差のために保存される。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 3.342804345921005
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Optical approaches to quantum computation require the creation of multi-mode
photonic quantum states in a controlled fashion. Here we experimentally
demonstrate phase locking of two all-optical quantum memories, based on a
concatenated cavity system with phase reference beams, for the time-controlled
release of two-mode entangled single-photon states. The release time for each
mode can be independently determined. The generated states are characterized by
two-mode optical homodyne tomography. Entanglement and nonclassicality are
preserved for release-time differences up to 400 ns, confirmed by logarithmic
negativities and Wigner-function negativities, respectively.
- Abstract(参考訳): 量子計算への光学的アプローチは、制御された方法でマルチモードフォトニック量子状態を生成する必要がある。
そこで本研究では,位相基準ビームを用いた結合キャビティシステムに基づく2つの全光量子メモリの位相ロックを実験的に実証し,2モード絡み合い単光子状態の時間制御解放について述べる。
各モードのリリース時間は独立して決定できる。
生成した状態は2モードの光学ホモダイントモグラフィによって特徴づけられる。
対数ネガティビティとウィグナー関数ネガティビティによって確認される400nsまでの解放時間差のために、絡み合いと非古典性が保存される。
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