論文の概要: An operational characterization of infinite-dimensional quantum
resources
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2010.10927v1
- Date: Wed, 21 Oct 2020 12:14:25 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-28 03:20:40.862370
- Title: An operational characterization of infinite-dimensional quantum
resources
- Title(参考訳): 無限次元量子リソースの操作的特徴付け
- Authors: Erkka Haapasalo, Tristan Kraft, Juha-Pekka Pellonp\"a\"a, Roope Uola
- Abstract要約: 既知結果を無限次元に拡張する手法を提案する。
様々な連続変数量子資源がこれらの条件下にあることを示す。
無限次元の設定において、解釈を最大相対エントロピーに拡張する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Recently, various non-classical properties of quantum states and channels
have been characterized through an advantage they provide in specific quantum
information tasks over their classical counterparts. Such advantage can be
typically proven to be quantitative, in that larger amounts of quantum
resources lead to better performance in the corresponding tasks. So far, these
characterizations have been established only in the finite-dimensional setting.
In this manuscript, we present a technique for extending the known results to
the infinite-dimensional regime. The technique relies on approximating
infinite-dimensional resource measures by their finite-dimensional
counterparts. We give a sufficient condition for the approximation procedure to
be tight, i.e. to match with established infinite-dimensional resource
quantifiers, and another sufficient condition for the procedure to match with
relevant extensions of these quantifiers. We show that various continuous
variable quantum resources fall under these conditions, hence, giving them an
operational interpretation through the advantage they can provide in so-called
quantum games. Finally, we extend the interpretation to the max relative
entropy in the infinite-dimensional setting.
- Abstract(参考訳): 近年、量子状態とチャネルの様々な非古典的性質は、古典的状態よりも特定の量子情報タスクで提供される利点によって特徴づけられている。
このような利点は通常、大量の量子リソースが対応するタスクのパフォーマンス向上につながるため、定量的であることが証明される。
これまでのところ、これらの特徴付けは有限次元の設定でのみ確立されている。
本稿では,既知の結果を無限次元に拡張する手法を提案する。
この手法は無限次元資源測度の有限次元対応による近似に依存する。
我々は、近似手順が厳密であること、すなわち、確立された無限次元資源量化器と一致すること、およびこれらの量化器の関連拡張と一致するための手続きに十分な条件を与える。
様々な連続変数量子リソースがこれらの条件下にあることが示され、いわゆる量子ゲームにおいてそれらが提供する利点を通じて運用上の解釈を与える。
最後に、無限次元の設定において、解釈を最大相対エントロピーに拡張する。
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