論文の概要: Experimental realisation of multipartite entanglement via quantum Fisher
information in a uniform antiferromagnetic quantum spin chain
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2010.15747v1
- Date: Thu, 29 Oct 2020 16:47:31 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-27 00:38:25.819441
- Title: Experimental realisation of multipartite entanglement via quantum Fisher
information in a uniform antiferromagnetic quantum spin chain
- Title(参考訳): 一様反強磁性スピンチェーンにおける量子フィッシャー情報による多成分絡み合いの実験的実現
- Authors: George Mathew, Saulo L.L. Silva, Anil Jain, Arya Mohan, D.T. Adroja,
V.G. Sakai, C.V. Tomy, Alok Banerjee, Rajendar Goreti, Aswathi V.N., Ranjit
Singh, and D. Jaiswal-Nagar
- Abstract要約: 絡み合いは量子情報と凝縮物質物理学の資源である。
バルク固体中のスピン1/2ハイゼンベルク反強磁性鎖における多粒子絡みの検出と定量化を行う。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 1.9089478605920303
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Quantum entanglement is a quantum mechanical phenomenon where the quantum
state of a many-body system with many degrees of freedom cannot be described
independently of the state of each body with a given degree of freedom, no
matter how far apart in space each body is. Entanglement is not only considered
a resource in quantum information but also believed to affect complex condensed
matter systems. Detecting and quantifying multi-particle entanglement in a
many-body system is thus of fundamental significance for both quantum
information science and condensed matter physics. Here, we detect and quantify
multipartite entanglement in a spin 1/2 Heisenberg antiferromagnetic chain in a
bulk solid. Multipartite entanglement was detected using quantum Fisher
information which was obtained using dynamic susceptibility measured via
inelastic neutron scattering. The scaling behaviour of quantum Fisher
information was found to identify the spin 1/2 Heisenberg antiferromagnetic
chain to belong to a class of strongly entangled quantum phase transitions with
divergent multipartite entanglement.
- Abstract(参考訳): 量子絡み合い (quantum entanglement) は、多くの自由度を持つ多体系の量子状態が、空間がどれだけ離れていても、与えられた自由度を持つ各体の状態とは独立に説明できない量子力学的現象である。
絡み合いは量子情報の資源であるだけでなく、複雑な凝縮物質系にも影響を及ぼすと考えられている。
多体系における多粒子の絡み合いの検出と定量化は、量子情報科学と凝縮物質物理学の両方にとって基本的な意味を持つ。
ここでは,スピン1/2ハイゼンベルク反強磁性鎖における多粒子絡みの検出と定量化を行う。
非弾性中性子散乱による動的感受性測定により得られた量子フィッシャー情報を用いて多粒子絡み検出を行った。
量子フィッシャー情報のスケーリング挙動は、スピン1/2ハイゼンベルク反強磁性鎖を、発散多部構造を持つ強い絡み合った量子相転移のクラスに属するものと同定した。
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