論文の概要: Experimental Validation of Fully Quantum Fluctuation Theorems Using
Dynamic Bayesian Networks
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2012.06294v2
- Date: Thu, 24 Mar 2022 14:30:15 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-21 03:26:21.858575
- Title: Experimental Validation of Fully Quantum Fluctuation Theorems Using
Dynamic Bayesian Networks
- Title(参考訳): 動的ベイズネットワークを用いた完全量子ゆらぎ定理の実験的検証
- Authors: Kaonan Micadei, John P. S. Peterson, Alexandre M. Souza, Roberto S.
Sarthour, Ivan S. Oliveira, Gabriel T. Landi, Roberto M. Serra, Eric Lutz
- Abstract要約: ゆらぎ定理は、小系に対する熱力学の第2法則の基本的な拡張である。
核磁気共鳴装置における2つの量子相関熱スピン-1/2を用いた熱交換の詳細な完全量子ゆらぎ定理を実験的に検証した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 48.7576911714538
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Fluctuation theorems are fundamental extensions of the second law of
thermodynamics for small systems. Their general validity arbitrarily far from
equilibrium makes them invaluable in nonequilibrium physics. So far,
experimental studies of quantum fluctuation relations do not account for
quantum correlations and quantum coherence, two essential quantum properties.
We here experimentally verify detailed and integral fully quantum fluctuation
theorems for heat exchange using two quantum-correlated thermal spins-1/2 in a
nuclear magnetic resonance setup. We confirm, in particular, individual
integral fluctuation relations for quantum correlations and quantum coherence,
as well as for the sum of all quantum contributions. These refined formulations
of the second law are important for the investigation of fully quantum features
in nonequilibrium thermodynamics.
- Abstract(参考訳): ゆらぎ定理は、小系に対する熱力学の第2法則の基本的な拡張である。
その一般的妥当性は均衡とは程遠いので、非平衡物理学において有用である。
これまで、量子揺らぎ関係の実験的な研究は、2つの本質的な量子特性である量子相関と量子コヒーレンスを考慮していない。
核磁気共鳴装置における2つの量子相関熱スピン-1/2を用いた熱交換の詳細な完全量子ゆらぎ定理を実験的に検証した。
特に、量子相関と量子コヒーレンスに対する個々の積分ゆらぎ関係、および全ての量子寄与の和について確認する。
この第二法則の洗練された定式化は、非平衡熱力学における完全量子的特徴の研究に重要である。
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