論文の概要: Quantum metamorphism
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2011.02113v1
- Date: Wed, 4 Nov 2020 04:01:30 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-25 07:39:33.520009
- Title: Quantum metamorphism
- Title(参考訳): 量子メタモルフィズム
- Authors: Victor M. Bastidas, Marta P. Estarellas, Tomo Osada, Kae Nemoto and
William J. Munro
- Abstract要約: 本稿では,2Tと4T-DTCの2つの周期性を持つDTC間の量子準同型モデルを提案する。
メタモルフィズムの条件は、4T-DTCハミルトニアンの摂動項の変調によるものであり、徐々に構造を解き、それを2T-DTCに変換する。
また,現在の量子技術を用いて量子メタモルフィズムを実験的に観測するプロトコルを提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Crystals form regular and robust structures that under extreme conditions can
melt and recrystallize into different arrangements in a process that is called
crystal metamorphism. While crystals exist due to the breaking of a continuous
translation symmetry in space, it has recently been proposed that discrete
crystalline order can also emerge in time and give raise to a novel phase of
matter named discrete time crystal (DTC). In this paper, we join these two
ideas and propose a model for quantum metamorphism between two DTCs of
different periodicity, a 2T and 4T-DTC. In our model the conditions for
metamorphism come from the modulation of perturbative terms in the 4T-DTC
Hamiltonian that gradually melt its structure and transform it into a 2T-DTC.
This process is studied in detail from the viewpoint of manybody physics of
periodically driven systems. We also propose a protocol to experimentally
observe quantum metamorphism using current quantum technology.
- Abstract(参考訳): 結晶は規則的で頑健な構造を形成し、極端条件下では結晶変成作用と呼ばれる過程において異なる配置に溶けて再結晶することができる。
結晶は宇宙における連続的な翻訳対称性の破れによって存在するが、近年では離散結晶秩序も時間内に出現し、離散時間結晶(DTC)と呼ばれる新しい物質相を生じさせることが提案されている。
本稿では,これら2つのアイデアを結合し,異なる周期性を持つ2つのDTC(2Tと4T-DTC)間の量子準同型モデルを提案する。
我々のモデルでは、メタモルフィズムの条件は、4T-DTCハミルトニアンの摂動項の変調によるものであり、徐々に構造を解き、それを2T-DTCに変換する。
この過程は周期駆動系の多体物理学の観点から詳細に研究されている。
また,現在の量子技術を用いて量子準同型を実験的に観察するプロトコルを提案する。
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