論文の概要: Unravelling the non-classicality role in Gaussian heat engines
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2012.02049v3
- Date: Tue, 21 Jun 2022 19:56:35 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-22 05:16:26.938372
- Title: Unravelling the non-classicality role in Gaussian heat engines
- Title(参考訳): ガウス熱機関における非古典的役割の解明
- Authors: A. de Oliveira Junior, M.C de Oliveira
- Abstract要約: 量子熱エンジンにおける非古典性の役割を探求し,作業抽出のための最適プロトコルを設計する。
量子オットーと一般化した2つの特定のサイクルに対して、非古典性は熱力学的タスクをより効率的に実行するための基本的な資源であることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: At the heart of quantum thermodynamics lies a fundamental question about what
is genuine "quantum" in quantum heat engines and how to seek this quantumness,
so that thermodynamical tasks could be performed more efficiently compared with
classical protocols. Here, using the concept of $P$-representability, we define
a function called classicality, which quantifies the degree of non-classicality
of bosonic modes. This function allows us to explore the role of
non-classicality in quantum heat engines and design optimal protocols for work
extraction. For two specific cycles, a quantum Otto and a generalised one, we
show that non-classicality is a fundamental resource for performing
thermodynamic tasks more efficiently.
- Abstract(参考訳): 量子熱力学の核心には、量子熱エンジンにおける真の「量子」と、量子性を求める方法に関する基本的な問題があり、熱力学的なタスクを古典的プロトコルよりも効率的に行うことができる。
ここでは、$P$-representabilityという概念を用いて、ボソニックモードの非古典性の度合いを定量化する古典性と呼ばれる関数を定義する。
この関数により、量子熱エンジンにおける非古典性の役割を探求し、作業抽出のための最適なプロトコルを設計できる。
量子オットーと一般化した2つの特定のサイクルに対して、非古典性は熱力学的タスクをより効率的に実行するための基本的な資源であることを示す。
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