論文の概要: High-Power Near-Concentric Fabry-Perot Cavity for Phase Contrast
Electron Microscopy
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2012.08638v1
- Date: Mon, 14 Dec 2020 08:21:21 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-20 21:05:05.885653
- Title: High-Power Near-Concentric Fabry-Perot Cavity for Phase Contrast
Electron Microscopy
- Title(参考訳): 位相コントラスト電子顕微鏡用高出力近心ファブリペロキャビティ
- Authors: Carter Turnbaugh, Jeremy J. Axelrod, Sara L. Campbell, Jeske Y.
Dioquino, Petar N. Petrov, Jonathan Remis, Osip Schwartz, Zanlin Yu, Yifan
Cheng, Robert M. Glaeser, Holger Mueller
- Abstract要約: 我々は以前,TEMの位相板として高出力ファブリペロキャビティを用いたことを実証した。
450GW/cm$2$以上の連続波強度を達成できるレーザーキャビティの改善について報告する。
我々は,レーザ位相板を用いた第1回低温EM再構成を行い,このレーザ位相板の安定性が標準低温EMデータ収集に十分であることを示した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Transmission electron microscopy (TEM) of vitrified biological macromolecules
(cryo-EM) is limited by the weak phase contrast signal that is available from
such samples. Using a phase plate would thus substantially improve the
signal-to-noise ratio. We have previously demonstrated the use of a high-power
Fabry-Perot cavity as a phase plate for TEM. We now report improvements to our
laser cavity that allow us to achieve record continuous-wave intensities of
over 450 GW/cm$^{2}$, sufficient to produce the optimal 90{\deg} phase shift
for 300 keV electrons. In addition, we have performed the first cryo-EM
reconstruction using a laser phase plate, demonstrating that the stability of
this laser phase plate is sufficient for use during standard cryo-EM data
collection.
- Abstract(参考訳): 生体高分子(cryo-EM)の透過電子顕微鏡(TEM)は、これらの試料から得られる弱い位相コントラスト信号によって制限される。
位相板を用いると信号対雑音比が大幅に向上する。
我々は以前,TEMの位相板として高出力ファブリペロキャビティを用いたことを実証した。
現在, レーザーキャビティの改良により, 300keV電子に対して最適な90{\deg相シフトを生じるのに十分な450GW/cm$^{2}$以上の連続波強度を達成できることを示す。
また,レーザ位相板を用いた第1回低温EM再構成を行い,このレーザ位相板の安定性が標準低温EMデータ収集に有用であることを実証した。
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