論文の概要: Discriminating the Phase of a Coherent Tone with a Flux-Switchable
Superconducting Circuit
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2306.11364v1
- Date: Tue, 20 Jun 2023 08:09:37 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-06-21 15:13:32.738898
- Title: Discriminating the Phase of a Coherent Tone with a Flux-Switchable
Superconducting Circuit
- Title(参考訳): フラックススイッチング型超伝導回路によるコヒーレント音位相の判別
- Authors: Luigi Di Palma, Alessandro Miano, Pasquale Mastrovito, Davide
Massarotti, Marco Arzeo, Giovanni Piero Pepe, Francesco Tafuri and Oleg A.
Mukhanov
- Abstract要約: フラックススイッチ可能な超伝導回路を用いた新しい位相検出手法を提案する。
ジョセフソンデジタル位相検出器(JDPD)は、コヒーレント入力音の2つの位相値を判別することができる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 50.591267188664666
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We propose a new phase detection technique based on a flux-switchable
superconducting circuit, the Josephson digital phase detector (JDPD), which is
capable of discriminating between two phase values of a coherent input tone.
When properly excited by an external flux, the JDPD is able to switch from a
single-minimum to a double-minima potential and, consequently, relax in one of
the two stable configurations depending on the phase sign of the input tone.
The result of this operation is digitally encoded in the occupation probability
of a phase particle in either of the two JDPD wells. In this work, we
demonstrate the working principle of the JDPD up to a frequency of 400 MHz with
a remarkable agreement with theoretical expectations. As a future scenario, we
discuss the implementation of this technique to superconducting qubit readout.
We also examine the JDPD compatibility with the single-flux-quantum
architecture, employed to fast-drive and measure the device state.
- Abstract(参考訳): 本稿では,コヒーレント入力音の2つの位相値の識別が可能な,フラックススイッチング可能な超伝導回路,ジョセフソンディジタル位相検出器(JDPD)に基づく新しい位相検出手法を提案する。
外部フラックスによって適切に励起されると、JDPDは単一極小から二重極小ポテンシャルに切り替えることができ、入力音の位相符号に応じて2つの安定な構成のうちの1つを緩和することができる。
この演算結果は、2つのJDPD井戸のいずれかの位相粒子の占有確率でデジタル符号化される。
本研究では,400mhzまでのjdpdの動作原理を実証し,理論上の期待値との顕著な一致を示した。
今後のシナリオとして, 超電導量子ビット読み出し技術の実装について検討する。
また、単一磁束量子アーキテクチャとのJDPD互換性について検討し、高速駆動とデバイス状態の測定に利用した。
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