論文の概要: Telecom C-Band Photon-Pair Generation using Standard SMF-28 Fiber
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2012.12464v1
- Date: Wed, 23 Dec 2020 02:59:21 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-19 19:56:27.902511
- Title: Telecom C-Band Photon-Pair Generation using Standard SMF-28 Fiber
- Title(参考訳): 標準SMF-28ファイバを用いた通信Cバンド光子ペア生成
- Authors: Kyungdeuk Park, Dongjin Lee, Robert W. Boyd, Heedeuk Shin
- Abstract要約: 本稿では, ポンプ波長が媒質の0GVD波長よりもはるかに大きい場合にも効率的に機能する光子対を生成する方法を提案する。
測定された対生成率と一致事故率は、長い分散シフト繊維のものと同等である。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 3.364554138758565
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Photon-pair generation must satisfy both the energy conservation and
phase-matching conditions with a specific pump wavelength and dispersion of
nonlinear optical medium, but finding a photon-pair, which has a desired
specific wavelength, generation medium is challenging. Here, we present a
method to create photon pairs that functions efficiently even the pump
wavelength is much larger than the zero GVD wavelength of medium. In this
study, we employ short SMF-28 fibers having ~1310 nm zero GVD wavelength and
C-band pump (1552.52 nm) to generate C-band photon pairs. The measured pair
generation rate and coincidence-to-accidental ratios are comparable to those
from a long dispersion-shifted fiber. Polarization-entangled states are
prepared, and an S value of 2.659 +- 0.094 is achieved from Bell inequality
measurements. Our results indicate that the use of a short SFWM medium yields
adequate photon-pair generation rates regardless of its dispersion properties
in almost any material at any pump wavelength.
- Abstract(参考訳): 光子ペア生成は、特定のポンプ波長によるエネルギー保存と位相整合条件と非線形光学媒体の分散の両方を満たす必要があるが、所望の特定の波長を持つ光子ペアを見つけることは困難である。
本稿では, ポンプ波長が媒体のゼロGVD波長よりもはるかに大きい場合でも効率的に機能する光子対を生成する方法を提案する。
本研究では,1310nm零gvd波長の短繊維smf-28とcバンドポンプ(1552.52nm)を用いてcバンド光子対を生成する。
測定された対生成率と一致事故率は、長い分散シフト繊維のものと同等である。
偏光絡み合った状態を用意し、ベルの不等式測定によりS値2.659+-0.094を得る。
その結果, 短いsfwm媒体を用いることで, ポンプ波長のほとんどすべての材料の分散特性によらず, 適切な光対発生率が得られることがわかった。
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