論文の概要: Thermal state quantum key distribution
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2101.04499v2
- Date: Fri, 30 Jul 2021 13:15:07 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-17 00:32:32.675970
- Title: Thermal state quantum key distribution
- Title(参考訳): 熱状態量子鍵分布
- Authors: Adam Walton, Anne Ghesqui\`ere, George Brumpton, David Jennings, Ben
Varcoe
- Abstract要約: ビームスプリッターは最初のビームを1対の出力ビームに分割し、アリスとボブに送られ、イヴはボブのビームを傍受する。
我々は,ビームスプリッタ攻撃時のプロトコルにおいて,鍵レートの低い境界が正であることを発見した。
これは、安全なキーを生成するために、熱状態プロトコルを実験的に使用できることを示唆している。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We analyse a central broadcast continuous variable quantum key distribution
protocol in which a beam produced by a thermal source is used to create a
secret key between two parties, Alice and Bob. A beam splitter divides the
initial beam into a pair of output beams, which are sent to Alice and Bob, with
Eve intercepting Bob's beam. We investigate the protocol in detail, calculating
mutual informations through a pair of analytic methods and comparing the
results to the outputs of a Monte Carlo simulation of the protocol. In a
lossless system, we find that a lower bound on the key rate remains positive in
the protocol under a beam splitter attack, provided Bob receives a nonzero
proportion of the beam initially sent to him. This suggests that the thermal
state protocol could be used experimentally to produce secure keys.
- Abstract(参考訳): 熱源が生成するビームを用いて、アリスとボブの2つの当事者間の秘密鍵を生成する中央放送連続可変量子鍵分散プロトコルの解析を行う。
ビーム分割器は、最初のビームを1対の出力ビームに分割し、アリスとボブに送られ、イヴはボブのビームを傍受する。
本稿では,このプロトコルを詳細に検討し,一対の分析手法を用いて相互情報を計算し,モンテカルロシミュレーションの結果と比較する。
損失のないシステムでは、bobが最初彼に送られたビームの非ゼロの割合を受け取ると、ビームスプリッター攻撃下のプロトコルにおいて鍵レートの下限が正であることがわかった。
これは、サーマルステートプロトコルがセキュアキーの生成に実験的に使用できることを示唆している。
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