論文の概要: Two Coupled Double Quantum Dots Systems as an working substance for Heat
Machines
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2102.00908v2
- Date: Thu, 6 May 2021 01:07:17 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-13 02:55:54.913222
- Title: Two Coupled Double Quantum Dots Systems as an working substance for Heat
Machines
- Title(参考訳): 熱機械の作動物質としての2つの結合量子ドット系
- Authors: Jefferson Luan D. de Oliveira, Moises Rojas and Cleverson Filgueiras
- Abstract要約: 本稿では,2重結合量子ドット(DQD)を用いた量子熱機械の概念設計について述べる。
圧縮比を、量子オットーサイクルの等長過程における電子間の相互作用を記述するクーロンカップリングの比として定義する。
個々のDQD間の単一電子の量子トンネルに関するパラメータによる影響を考慮すると、古典的に認識不能なオットーエンジンを実現する方法を示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: This paper presents a conceptual design for quantum heat machines using a
pair of coupled double quantum dots (DQDs), each DQD with an excess electron to
interact, as an working substance. We define a compression ratio as the ratio
between the Coulomb couplings which describes the interaction between the
electrons during the isochoric processes of the quantum Otto cycle and then we
analyse the arising of different regimes of operations of our thermal machine.
We also show how we can achieve a classically inconceivable Otto engine, when
considering the effects due to the parameters related to the quantum tunneling
of a single electron between each individual DQD.
- Abstract(参考訳): 本稿では,2つの二重量子ドット(dqds)を結合し,それぞれのdqdと余剰電子を作用物質として用いる量子熱機械の概念設計について述べる。
圧縮比を,量子オットーサイクルの等調過程における電子間の相互作用を記述するクーロンカップリングの比と定義し,熱機械の異なる操作系の発生を解析する。
また、各dqd間での単一電子の量子トンネルに関連するパラメータによる効果を考慮すれば、古典的に考えられないオットーエンジンを実現する方法を示す。
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