論文の概要: A short story of quantum and information thermodynamics
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2102.00920v2
- Date: Fri, 12 Mar 2021 13:08:14 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-13 02:56:05.766801
- Title: A short story of quantum and information thermodynamics
- Title(参考訳): 量子力学と情報熱力学
- Authors: Alexia Auff\`eves
- Abstract要約: このコロキウムは、鍵となる熱力学の概念を積み重ねる高速な旅である。
将来の量子コンピュータのエネルギー消費を最適化するツールを提供する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: This Colloquium is a fast journey through the build-up of key thermodynamical
concepts, i.e. work, heat and irreversibility -- and how they relate to
information. Born at the time of industrial revolution to optimize the
exploitation of thermal resources, these concepts have been adapted to small
systems where thermal fluctuations are predominant. Extending the framework to
quantum fluctuations is a great challenge of quantum thermodynamics, that opens
exciting research lines e.g. measurement fueled engines or thermodynamics of
driven-dissipative systems. On a more applied side, it provides the tools to
optimize the energetic consumption of future quantum computers.
- Abstract(参考訳): このコロキウムは、仕事、熱、不可逆性といった重要な熱力学の概念の積み上げと、それらが情報とどのように関連しているかを素早く旅する。
産業革命のとき、熱資源の活用を最適化するために生まれたこれらの概念は、熱揺らぎが優勢な小さなシステムに適応されてきた。
フレームワークを量子揺らぎに拡張することは、量子熱力学の大きな挑戦であり、測定エンジンや駆動散逸系の熱力学など、エキサイティングな研究ラインを開く。
より応用的な面では、将来の量子コンピュータのエネルギー消費を最適化するツールを提供する。
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