論文の概要: Neither Contextuality nor Nonlocality Admits Catalysts
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2102.07637v3
- Date: Wed, 13 Oct 2021 16:24:14 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-11 02:20:52.407001
- Title: Neither Contextuality nor Nonlocality Admits Catalysts
- Title(参考訳): 文脈性も非局所性も触媒を認めない
- Authors: Martti Karvonen
- Abstract要約: 文脈性に関する資源理論は、そうでなければ不可能な資源変換を可能にする触媒を含まないことを示す。
絡み合いは触媒を許容するので、このことは「絡み合いの異常」のリストにさらに例を加え、非局所性と絡み合いはリソースとして異なる振る舞いを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We show that the resource theory of contextuality does not admit catalysts,
i.e., there are no correlations that can enable an otherwise impossible
resource conversion and still be recovered afterward. As a corollary, we
observe that the same holds for nonlocality. As entanglement allows for
catalysts, this adds a further example to the list of "anomalies of
entanglement," showing that nonlocality and entanglement behave differently as
resources. We also show that catalysis remains impossible even if, instead of
classical randomness, we allow some more powerful behaviors to be used freely
in the free transformations of the resource theory.
- Abstract(参考訳): コンテクスト性という資源理論は触媒を認めていないこと、すなわち、他の方法では不可能であるリソース変換を可能にし、その後も回復できる相関関係は存在しないことを示している。
仲間として、同じことが非局所性にも当てはまることを観察する。
エンタングルメントは触媒を許容するので、これは「エンタングルメントの異常」のリストに追加し、非局所性とエンタングルメントがリソースとして異なる振る舞いをすることを示す。
また, 古典的ランダム性に代えて, 資源理論の自由変換において, より強力な行動が自由に利用できる場合でも, 触媒分解は不可能であることを示した。
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