論文の概要: Millisecond coherence in a superconducting qubit
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2103.08578v1
- Date: Mon, 15 Mar 2021 17:47:02 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-08 02:00:13.420323
- Title: Millisecond coherence in a superconducting qubit
- Title(参考訳): 超伝導量子ビットにおけるミリ秒コヒーレンス
- Authors: Aaron Somoroff, Quentin Ficheux, Raymond A. Mencia, Haonan Xiong,
Roman V. Kuzmin, Vladimir E. Manucharyan
- Abstract要約: ラムゼイコヒーレンス時間(T*=1.48 pm 0.13 Mathrmms$)の超伝導量子ビットを報告した。
平均的な単一量子ビットゲートの忠実度は0.9999ドルを超え、他の固体量子系を超える。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Increasing the degree of control over physical qubits is a crucial component
of quantum computing research. We report a superconducting qubit of fluxonium
type with the Ramsey coherence time reaching $T_2^*= 1.48 \pm 0.13
\mathrm{~ms}$, which exceeds the state of the art value by an order of
magnitude. As a result, the average single-qubit gate fidelity grew above
$0.9999$, surpassing, to our knowledge, any other solid-state quantum system.
Furthermore, by measuring energy relaxation of the parity-forbidden transition
to second excited state, we exclude the effect of out-of-equilibrium
quasiparticles on coherence in our circuit. Combined with recent demonstrations
of two-qubit gates on fluxoniums, our result paves the way for the next
generation of quantum processors.
- Abstract(参考訳): 物理量子ビットに対する制御の度合いの増大は、量子コンピューティング研究の重要な要素である。
ラムゼイコヒーレンスタイムが$t_2^*= 1.48 \pm 0.13 \mathrm{~ms}$ に達するフラックスニウム型の超伝導量子ビットを報告し,その値の大きさを1桁超えた。
その結果、平均的な単一量子ビットゲートの忠実度は、我々の知識、その他の固体量子システムに勝る0.999ドル以上成長した。
さらに, 2次励起状態へのパリティ・forbidden遷移のエネルギー緩和を測定することにより, 回路内のコヒーレンスに対する非平衡準粒子の影響を除外した。
最近のフラックスニウム上の2量子ビットゲートのデモンストレーションと組み合わせることで、次世代の量子プロセッサへの道を開いた。
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