論文の概要: Experimental space-division multiplexed polarization-entanglement
distribution through 12 paths of a multicore fiber
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2103.10791v2
- Date: Tue, 16 Nov 2021 23:53:40 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-07 10:52:49.471129
- Title: Experimental space-division multiplexed polarization-entanglement
distribution through 12 paths of a multicore fiber
- Title(参考訳): マルチコアファイバの12経路における空間分割多重偏光エンタングルメント分布の実験
- Authors: Evelyn A. Ortega, Krishna Dovzhik, Jorge Fuenzalida, Soeren
Wengerowsky, Juan Carlos Alvarado-Zacarias, Rodrigo F. Shiozaki, Rodrigo
Amezcua-Correa, Martin Bohmann and Rupert Ursin
- Abstract要約: 空間分割多重化(SDM)は、古典的通信におけるチャネル容量を増強する。
最大12チャネルの光子対を同時に分配する411mの長尺19コア多コアファイバ上での偏光共役光子のSDMを実証した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: The development and wide application of quantum technologies highly depend on
the capacity of the communication channels distributing entanglement.
Space-division multiplexing (SDM) enhanced channel capacities in classical
telecommunication and bears the potential to transfer the idea to quantum
communication using current infrastructure. Here, we demonstrate an SDM of
polarization-entangled photons over a 411m long 19-core multicore fiber
distributing polarization-entangled photon pairs through up to 12 channels
simultaneously. The quality of the multiplexed transfer is evidenced by high
polarization visibility and CHSH Bell inequality violation for each pair of
opposite cores. Our distribution scheme shows high stability over 24 hours
without any active polarization stabilization and can be effortlessly adapted
to a higher number of channels. This technique increases the quantum-channel
capacity and allows the reliable implementation of quantum networks of multiple
users based on a single entangled-photon pair source.
- Abstract(参考訳): 量子技術の発展と幅広い応用は、絡み合いを分配する通信チャネルの容量に大きく依存する。
空間分割多重化(SDM)は、古典的通信におけるチャネル容量を増強し、現在のインフラを用いてアイデアを量子通信に転送する可能性を秘めている。
本研究では,411m長19コアのマルチコアファイバ上で最大12チャンネルの偏光子対を同時に分配する偏光子対のsdmを示す。
多重化転送の質は、対向するコアごとに高い偏光視認性とchshベルの不等式違反によって証明される。
我々の配電方式は, アクティブ偏光安定化を伴わずに24時間にわたって高い安定性を示し, より多くのチャネルに適応することができる。
この手法は量子チャネル容量を増加させ、複数のユーザの量子ネットワークを1つの絡み合った光子対ソースに基づいて信頼性の高い実装を可能にする。
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