論文の概要: Implementation of space-division multiplexed entanglement-based quantum
cryptography over multicore fiber
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2401.04327v1
- Date: Tue, 9 Jan 2024 02:50:14 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-01-10 17:17:14.425180
- Title: Implementation of space-division multiplexed entanglement-based quantum
cryptography over multicore fiber
- Title(参考訳): 空間分割多重絡み合いに基づくマルチコアファイバ上の量子暗号の実装
- Authors: Evelyn A. Ortega, Jorge Fuenzalida, Krishna Dovzhik, Rodrigo F.
Shiozaki, Juan Carlos Alvarado-Zacarias, Rodrigo Amezcua-Correa, Martin
Bohmann, S\"oren Wengerowsky and Rupert Ursin
- Abstract要約: マルチコアファイバを用いた空間分割多重化による秘密鍵レート向上実験を行った。
偏光結合光子対を19コアのマルチコアファイバ内で対向コアに分散した。
長さ411mのマルチコアファイバを通した際の絡み目視から,6コアと12コアの秘密鍵レートを推定した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Quantum communication implementations require efficient and reliable quantum
channels. Optical fibers have proven to be an ideal candidate for distributing
quantum states. Thus, today's efforts address overcoming issues towards high
data transmission and long-distance implementations. Here, we experimentally
demonstrate the secret key rate enhancement via space-division multiplexing
using a multicore fiber. Our multiplexing technique exploits the momentum
correlation of photon pairs generated by spontaneous parametric
down-conversion. We distributed polarization-entangled photon pairs into
opposite cores within a 19-core multicore fiber. We estimated the secret key
rates in a configuration with 6 and 12 cores from the entanglement visibility
after transmission through 411 m long multicore fiber.
- Abstract(参考訳): 量子通信の実装は効率的で信頼性の高い量子チャネルを必要とする。
光ファイバは量子状態分布の理想的な候補であることが証明されている。
したがって、今日の取り組みは、高データ伝送と長距離実装への課題を克服するものである。
本稿では,マルチコアファイバを用いた空間分割多重化による秘密鍵レート向上実験を行った。
本手法は,自発的パラメトリックダウンコンバージョンによって生成された光子対の運動量相関を利用する。
偏光結合光子対を19コアのマルチコアファイバに分散した。
411mのマルチコアファイバーを伝送した後のエンタングルメント視認性から、6コアと12コアの構成の秘密鍵速度を推定した。
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