論文の概要: Neuromorphic Computing with Deeply Scaled Ferroelectric FinFET in
Presence of Process Variation, Device Aging and Flicker Noise
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2103.13302v1
- Date: Fri, 5 Mar 2021 03:24:20 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2021-04-05 06:25:59.919450
- Title: Neuromorphic Computing with Deeply Scaled Ferroelectric FinFET in
Presence of Process Variation, Device Aging and Flicker Noise
- Title(参考訳): プロセス変動, デバイス老化, フリッカノイズを考慮した強誘電体finfetを用いたニューロモルフィックコンピューティング
- Authors: Sourav De, Bo-Han Qiu, Wei-Xuan Bu, Md.Aftab Baig, Chung-Jun Su,
Yao-Jen Lee, and Darsen Lu
- Abstract要約: このような変化が予め訓練されたニューラルネットワークの推論精度に及ぼす影響に関する複雑な研究が行われている。
ニューラルネットワークシミュレーション中にこれらすべての効果をキャプチャする統計モデルが開発された。
強誘電体finfetベースのバイナリニューラルネットワークでは, 酸化膜厚スケーリングによる劣化の影響, (2) プロセス変動, (3) フリッカーノイズが軽減できることが実証された。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: This paper reports a comprehensive study on the applicability of ultra-scaled
ferroelectric FinFETs with 6 nm thick hafnium zirconium oxide layer for
neuromorphic computing in the presence of process variation, flicker noise, and
device aging. An intricate study has been conducted about the impact of such
variations on the inference accuracy of pre-trained neural networks consisting
of analog, quaternary (2-bit/cell) and binary synapse. A pre-trained neural
network with 97.5% inference accuracy on the MNIST dataset has been adopted as
the baseline. Process variation, flicker noise, and device aging
characterization have been performed and a statistical model has been developed
to capture all these effects during neural network simulation. Extrapolated
retention above 10 years have been achieved for binary read-out procedure. We
have demonstrated that the impact of (1) retention degradation due to the oxide
thickness scaling, (2) process variation, and (3) flicker noise can be abated
in ferroelectric FinFET based binary neural networks, which exhibits superior
performance over quaternary and analog neural network, amidst all variations.
The performance of a neural network is the result of coalesced performance of
device, architecture and algorithm. This research corroborates the
applicability of deeply scaled ferroelectric FinFETs for non-von Neumann
computing with proper combination of architecture and algorithm.
- Abstract(参考訳): 本稿では,6nm厚の酸化ハフニウム層を有する超小型強誘電体FinFETのニューロモルフィックコンピューティングへの応用について,プロセス変動,フリックノイズ,デバイス老化の存在下での総合的研究を行った。
このような変化が、アナログ、四元数(2ビット/セル)、バイナリシナプスからなる事前学習ニューラルネットワークの推論精度に与える影響について、複雑な研究がなされている。
MNISTデータセット上で97.5%の推測精度を持つ事前学習ニューラルネットワークがベースラインとして採用されている。
プロセス変動,フリックノイズ,デバイスエイジング特性について検討し,ニューラルネットワークシミュレーション中にこれらすべての効果を捉えるための統計モデルを構築した。
バイナリ読み出し処理では、10年以上の余分な保持が達成されている。
我々は,(1)酸化物厚さスケーリングによる保持劣化,(2)プロセス変動,(3)フレッカーノイズの影響を,四元系およびアナログ系ニューラルネットワークよりも優れた性能を示す強誘電性finfetベースの二元系ニューラルネットワークにおいて軽減できることを実証した。
ニューラルネットワークのパフォーマンスは、デバイス、アーキテクチャ、アルゴリズムの合理化されたパフォーマンスの結果である。
この研究は、アーキテクチャとアルゴリズムを適切に組み合わせた非ヴォンニューマン計算における強誘電体FinFETの適用性を裏付けるものである。
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