論文の概要: Indirect detection of gravitons through quantum entanglement
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2103.17053v1
- Date: Tue, 30 Mar 2021 14:14:47 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-06 03:12:00.178869
- Title: Indirect detection of gravitons through quantum entanglement
- Title(参考訳): 量子エンタングルメントによる重力の間接検出
- Authors: Sugumi Kanno, Jiro Soda, Junsei Tokuda
- Abstract要約: 等武装干渉計の端に吊るされた2つのマクロミラー間の絡み合いが重力波の雑音によって破壊される実験を提案する。
インフレーションに起因した圧縮状態におけるグラビトンのノイズによるデコヒーレンス時間は, 長さ40kmのアームと40kgのミラーで約20秒と推定された。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We propose an experiment that the entanglement between two macroscopic
mirrors suspended at the end of an equal-arm interferometer is destroyed by the
noise of gravitons through bremsstrahlung. By calculating the correlation
function of the noise, we obtain the decoherence time from the decoherence
functional. We estimate that the decoherence time induced by the noise of
gravitons in squeezed states stemming from inflation is approximately 20
seconds for 40 km long arms and 40 kg mirrors. Our analysis shows that
observation of the decoherence time of quantum entanglement has the potential
to detect gravitons indirectly. This indirect detection of gravitons would give
strong evidence of quantum gravity.
- Abstract(参考訳): 等腕干渉計の端に吊るされた2つのマクロミラー間の絡み合いが、ブレムスシュトラルングを介して重力波のノイズによって破壊される実験を提案する。
ノイズの相関関数を計算することにより、デコヒーレンス汎関数からデコヒーレンス時間を求める。
その結果,40kmの腕と40kgの鏡では,圧縮状態における重力のノイズによるデコヒーレンス時間は約20秒であることがわかった。
解析の結果,量子エンタングルメントのデコヒーレンス時間の観測は間接的に重力を検出できる可能性が示唆された。
この間接的な重力の検出は、量子重力の強い証拠となる。
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