論文の概要: Bandwidth control of the biphoton wavefunction exploiting
spatio-temporal correlations
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2104.13750v1
- Date: Wed, 28 Apr 2021 13:30:00 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-02 04:40:00.093398
- Title: Bandwidth control of the biphoton wavefunction exploiting
spatio-temporal correlations
- Title(参考訳): 時空間相関を利用したbiphoton波動関数の帯域制御
- Authors: J.J. Miguel Varga, Jon Lasa-Alonso, Mart\'in Molezuelas-Ferreras, Nora
Tischler and Gabriel Molina-Terriza
- Abstract要約: 検出およびポンプビームの腰が光子のスペクトル帯域に与える影響について検討した。
これにより、バイフォトンスペクトルの帯域幅を制御するための単純な実験的な実装が可能になる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: In this work we study the spatio-temporal correlations of photons produced by
spontaneous parametric down conversion. In particular, we study how the waists
of the detection and pump beams impact on the spectral bandwidth of the
photons. Our results indicate that this parameter is greatly affected by the
spatial properties of the detection beam, while not as much by the pump beam.
This allows for a simple experimental implementation to control the bandwidth
of the biphoton spectra, which only entails modifying the optical configuration
to collect the photons. Moreover, we have performed Hong-Ou-Mandel
interferometry measurements that also provide the phase of the biphoton
wavefunction, and thereby its temporal shape. We explain all these results with
a toy model derived under certain approximations, which accurately recovers
most of the interesting experimental details.
- Abstract(参考訳): 本研究では,自然パラメトリックダウン変換による光子の時空間相関について検討する。
特に,検出およびポンプビームの腰が光子のスペクトル帯域に与える影響について検討した。
その結果, このパラメータは検出ビームの空間的特性に大きく影響されているが, ポンプビームにはあまり影響しないことがわかった。
これにより、単純な実験的な実装により、双光子スペクトルの帯域幅を制御でき、光子を集めるために光学構成を変更するだけでよい。
さらに,両光子波動関数の位相も提供するホン・オ・マンデル干渉測定を行い,その時間的形状について検討した。
これらの結果の全てを、特定の近似に基づいて導出したおもちゃモデルで説明し、興味ある実験の詳細のほとんどを正確に復元する。
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