論文の概要: Extended Source of Indistinguishable Polarization-entangled Photons over
Wide Angles of Emission
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2106.07025v1
- Date: Sun, 13 Jun 2021 15:33:23 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-26 19:48:23.876606
- Title: Extended Source of Indistinguishable Polarization-entangled Photons over
Wide Angles of Emission
- Title(参考訳): 広角の偏光束縛光子の拡大源
- Authors: Salem F. Hegazy, and Salah S. A. Obayya
- Abstract要約: 偏光共役光子の時間的・空間的区別性を広い放射角にわたって拡張する。
位相のみの2次元空間光変調器 (2D SLM) を相対位相マップの補間により負荷する。
97%の偏光可視性がSPDC錐体に広く散らばっている光子対に対して検証された。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 1.160208922584163
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: The generation of high-fidelity polarization-entangled photon pairs, to date,
has been demonstrated on specific spatial modes or over relatively narrow
apertures. We put forward and demonstrate an experimental scheme to extend the
temporal and spatial indistinguishability of polarization-entangled photons
over wide emission angles, which can be applied to cover the whole SPDC cone.
Over such wide angular extent, while the time-delay map is almost flat which
renders the conventional compensation via a birefringent element an appropriate
approach, the relative-phase map -- verified as a quadratic function --
necessitates a tunable compensation paradigm. Here, to do so, we employ a
phase-only two-dimensional spatial light modulator (2D SLM) loaded by the
complementary of the relative phase map to equalize the phase variations for
one third of the noncollinear spontaneous parametric down conversion (SPDC)
emission. After eliminating the temporal and spatial distinguishability over
the 2D SLM area, a 97% polarization visibility is verified for the entangled
photon pairs scattered widely across the SPDC cone.
- Abstract(参考訳): これまで、特定の空間モードや比較的狭い開口部で高忠実度偏光結合光子対の生成が実証されてきた。
本研究では,SPDC錐体全体をカバーできる偏光共役光子の時間的・空間的不明瞭性を広い放射角にわたって拡張する実験手法を提案・実証する。
このような広い角度範囲において、時間分解マップは、双屈折要素による従来の補償を適切なアプローチで表現するほぼ平坦であるが、二次関数として検証された相対位相写像は、調整可能な補償パラダイムを必要とする。
そこで我々は, 相対位相マップを補完する位相のみの2次元空間光変調器 (2D SLM) を用いて, 非線形自然パラメトリックダウン変換 (SPDC) の3分の1の位相変動を等化させる。
2次元SLM領域における時間的・空間的区別性を排除した後、SPDC錐体に広く分布する光子対に対して97%の偏光可視性を検証する。
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