論文の概要: Approaching to the deep-strong photon-to-magnon coupling
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2106.10450v1
- Date: Sat, 19 Jun 2021 08:18:52 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-26 06:17:31.798024
- Title: Approaching to the deep-strong photon-to-magnon coupling
- Title(参考訳): 深い光子対マグノン結合へのアプローチ
- Authors: I.A. Golovchanskiy, N.N. Abramov, V.S. Stolyarov, A.A. Golubov, M.Yu.
Kupriyanov, V.V. Ryazanov, A.V. Ustinov
- Abstract要約: 超強光子対マグノン結合は、オンチップ多層超伝導体/フェロ/絶縁体ハイブリッド薄膜構造に対して実証される。
電磁共振器における光子位相速度の急激な抑制により結合特性が向上する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: In this work, the ultra-strong photon-to-magnon coupling is demonstrated for
on-chip multilayered superconductor/ferromagnet/insulator hybrid thin film
structures reaching the coupling strength above 6 GHz, the coupling ratio about
0.6, the single-spin coupling strength about 350 Hz, and cooperativity about
10^4. High characteristics of coupling are achieved owing to a radical
suppression of the photon phase velocity in electromagnetic resonator. With
achieved coupling the spectrum reveals inapplicability of the Dicke model, and
evidences contribution of the diamagnetic A^2 interaction term in the
Hamiltonian of the system, which satisfies the Thomas-Reiche-Kuhn sum rule. The
contribution of the A^2 term denotes validity of the Hopfield quantum model and
manifests observation of a different hybrid polariton quasi-particle, namely,
the plasmon-magnon polariton.
- Abstract(参考訳): 本研究では,6ghz以上の結合強度,0.6の結合率,350hzの単スピン結合強度,約10^4の協調性を有するオンチップ多層超伝導/フェロマグネット/絶縁体ハイブリッド薄膜構造に対して,超強光子-マグノンカップリングを実証した。
電磁共振器における光子位相速度の急激な抑制により結合特性が向上する。
カップリングが達成されたことにより、スペクトルはディッケモデルの不適用性を示し、トーマス=ライシュ=クーン和則を満たすハミルトニアン系における反磁性a^2相互作用項の寄与の証拠となる。
a^2項の寄与はホップフィールド量子モデルの妥当性を示し、異なるハイブリッド偏光子準粒子、すなわちプラズモン-マグノン偏光子の観測を示す。
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