論文の概要: Simulation of the five-qubit quantum error correction code on
superconducting qubits
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2107.06491v3
- Date: Tue, 14 Dec 2021 09:57:40 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-22 07:38:24.855369
- Title: Simulation of the five-qubit quantum error correction code on
superconducting qubits
- Title(参考訳): 超伝導量子ビット上の5量子ビット量子誤り訂正符号のシミュレーション
- Authors: I. A. Simakov, I. S. Besedin and A. V. Ustinov
- Abstract要約: 本稿では,5つのデータ量子ビットと5つのアンシラ量子ビットしか必要としない最小距離3QEC符号に基づく回路を提案する。
そのフットプリントが小さいため、提案したコードは、同様の物理エラー率でSurface-17よりも論理エラー率が低い。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Experimental realization of stabilizer-based quantum error correction (QEC)
codes that would yield superior logical qubit performance is one of the
formidable task for state-of-the-art quantum processors. A major obstacle
towards realizing this goal is the large footprint of QEC codes, even those
with a small distance. We propose a circuit based on the minimal distance-3 QEC
code, which requires only 5 data qubits and 5 ancilla qubits, connected in a
ring with iSWAP gates implemented between neighboring qubits. Using a
density-matrix simulation, we show that, thanks to its smaller footprint, the
proposed code has a lower logical error rate than Surface-17 for similar
physical error rates. We also estimate the performance of a neural
network-based error decoder, which can be trained to accommodate the error
statistics of a specific quantum processor by training on experimental data.
- Abstract(参考訳): 安定器ベースの量子誤り訂正(QEC)符号を実験的に実現し、より優れた論理量子ビット性能が得られることが、最先端の量子プロセッサにとって大きな課題である。
この目標を達成する上での大きな障害は、わずかな距離でも、qecコードの大きなフットプリントである。
隣接量子ビット間に実装されたISWAPゲートを持つリングで接続される5つのデータ量子ビットと5つのアンシラ量子ビットのみを必要とする最小距離3QEC符号に基づく回路を提案する。
密度行列シミュレーションを用いて,提案手法は,そのフットプリントが小さいため,類似の物理的誤り率に対して,surface-17よりも低い論理誤差率を示す。
また、ニューラルネットワークベースのエラーデコーダの性能を推定し、実験データに基づくトレーニングにより、特定の量子プロセッサのエラー統計に適合するように訓練することができる。
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