論文の概要: Improvement in quantum communication using quantum switch
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2108.14001v5
- Date: Tue, 14 Mar 2023 11:24:14 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-16 15:59:58.780221
- Title: Improvement in quantum communication using quantum switch
- Title(参考訳): 量子スイッチを用いた量子通信の改善
- Authors: Arindam Mitra, Himanshu Badhani, Sibasish Ghosh
- Abstract要約: 量子スイッチの動作下では,通信に役立たずなチャネルが有用な通信手段となる可能性があることを示す。
量子スイッチは、システムのコヒーレンスを損なうのを防ぐのにも有用であることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 4.350783459690612
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0/
- Abstract: Applications of the quantum switch on quantum channels have recently become a
topic of intense discussion. In the present work, we show that some useless
(for communication) channels may provide useful communication under the action
of quantum switch for several information-theoretic tasks: quantum random
access codes, quantum steering, etc. We demonstrate that the quantum switch can
also be useful in preventing the loss of coherence in a system when only
coherence-breaking channels are the available channels for communication. We
also show that if a useless quantum channel does not provide useful
communication even after using a quantum switch, concatenating the channel with
another suitable quantum channel, and subsequently using the switch, one may
achieve useful communication. Finally, we discuss how the introduction of noise
in the quantum switch can reduce the advantage that the switch provides.
- Abstract(参考訳): 量子スイッチの量子チャネルへの応用は近年、激しい議論の的となっている。
本研究では,量子ランダムアクセスコードや量子ステアリングなど,いくつかの情報理論的なタスクに対して,量子スイッチの動作下で有用な通信を提供する(通信用)チャネルを提案する。
また,コヒーレンス破壊チャネルのみが通信チャネルである場合,量子スイッチはシステム内のコヒーレンス損失を防ぐのにも有用であることを示す。
また,有意義な量子チャネルが,量子スイッチを用いても有益な通信を提供していない場合,他の適切な量子チャネルとチャネルを連結し,その後,有益な通信を行うことができることを示す。
最後に、量子スイッチにおけるノイズの導入によって、スイッチが提供する利点を低減できる方法について論じる。
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