論文の概要: Implementation of field two-way quantum synchronization of distant
clocks across a 7 km deployed fiber link
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2109.00784v2
- Date: Fri, 24 Dec 2021 07:53:01 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-16 08:43:12.761623
- Title: Implementation of field two-way quantum synchronization of distant
clocks across a 7 km deployed fiber link
- Title(参考訳): 7km展開ファイバリンクを用いた遠方クロックの場二方向量子同期の実現
- Authors: Runai Quan, Huibo Hong, Wenxiang Xue, Honglei Quan, Wenyu Zhao, Xiao
Xiang, Yuting Liu, Mingtao Cao, Tao Liu, Shougang Zhang, Ruifang Dong
- Abstract要約: HメーサとRbクロック間の2方向量子同期のフィールドテストを行い、7kmの展開ファイバでリンクした。
得られた光子対の数は30秒で1440個に過ぎなかったが、安定性は1マグニチュード以上で1.9psに改善された。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 3.6570312017753084
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: The two-way quantum clock synchronization has been shown not only providing
femtosecond-level synchronization capability but also security against
symmetric delay attacks, thus becoming a prospective method to compare and
synchronize distant clocks with both enhanced precision and security. In this
letter, a field test of two-way quantum synchronization between a H-maser and a
Rb clock linked by a 7 km-long deployed fiber was implemented. Limited by the
frequency stability of the Rb clock, the achieved time stability at 30 s was
measured as 32 ps. By applying a fiber-optic microwave frequency transfer
technology, the stability was improved by more than one-magnitude to 1.9 ps,
even though the number of acquired photon pairs was only 1440 in 30 s due to
the low sampling rate of the utilized coincidence measurement system. Such
implementation demonstrates the high practicability of two-way quantum clock
synchronization method for promoting the field applications.
- Abstract(参考訳): 両方向の量子クロック同期はフェムト秒レベルの同期機能だけでなく、対称遅延攻撃に対するセキュリティも提供することが示されており、これにより、遠隔クロックを精度とセキュリティの両面で比較・同期する方法として期待できる。
本稿では,HメーサとRbクロック間の2方向量子同期のフィールドテストを行い,7kmの展開ファイバでリンクした。
rbクロックの周波数安定性に制限され,30 sでの時間安定性を32 psで測定した。
光ファイバマイクロ波周波数伝達技術を適用して, 得られた光子対の数が30秒で1440個に過ぎなかったにもかかわらず, 1マグニチュード以上の安定性が1.9psに向上した。
このような実装は、フィールド応用を促進するための双方向量子クロック同期法の高実用性を示す。
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