論文の概要: A Longitudinal Multi-modal Dataset for Dementia Monitoring and Diagnosis
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2109.01537v2
- Date: Sat, 23 Dec 2023 12:29:58 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-12-27 23:38:23.428032
- Title: A Longitudinal Multi-modal Dataset for Dementia Monitoring and Diagnosis
- Title(参考訳): 認知症モニタリングと診断のための縦型マルチモーダルデータセット
- Authors: Dimitris Gkoumas, Bo Wang, Adam Tsakalidis, Maria Wolters, Arkaitz
Zubiaga, Matthew Purver and Maria Liakata
- Abstract要約: 健常者や認知症者から収集した, 細粒度長大な多モードコーパスについて紹介した。
コーパスは音声による会話で構成され、そのサブセットは書き起こされ、型付けされた思考と関連する言語外情報から構成される。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 22.672055089496972
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Dementia affects cognitive functions of adults, including memory, language,
and behaviour. Standard diagnostic biomarkers such as MRI are costly, whilst
neuropsychological tests suffer from sensitivity issues in detecting dementia
onset. The analysis of speech and language has emerged as a promising and
non-intrusive technology to diagnose and monitor dementia. Currently, most work
in this direction ignores the multi-modal nature of human communication and
interactive aspects of everyday conversational interaction. Moreover, most
studies ignore changes in cognitive status over time due to the lack of
consistent longitudinal data. Here we introduce a novel fine-grained
longitudinal multi-modal corpus collected in a natural setting from healthy
controls and people with dementia over two phases, each spanning 28 sessions.
The corpus consists of spoken conversations, a subset of which are transcribed,
as well as typed and written thoughts and associated extra-linguistic
information such as pen strokes and keystrokes. We present the data collection
process and describe the corpus in detail. Furthermore, we establish baselines
for capturing longitudinal changes in language across different modalities for
two cohorts, healthy controls and people with dementia, outlining future
research directions enabled by the corpus.
- Abstract(参考訳): 認知症は、記憶、言語、行動を含む成人の認知機能に影響する。
MRIなどの標準的な診断バイオマーカーはコストがかかるが、神経心理学的検査は認知症発症の感度の問題に悩まされている。
言語と言語の分析は、認知症を診断し、モニターするための有望で非インタラクティブな技術として現れてきた。
現在、この方向の作業のほとんどは、人間のコミュニケーションのマルチモーダルな性質や日常的な会話の対話的な側面を無視している。
さらに、ほとんどの研究は、一貫した時系列データがないため、時間とともに認知状態の変化を無視する。
そこで本研究では, 健常者と認知症患者の2つの段階において, それぞれ28セッションにまたがる自然環境下で収集した, 細粒度長大な多モードコーパスについて紹介する。
コーパスは音声による会話で構成されており、そのサブセットは書き起こされ、タイプされた思考や、ペン・ストロークやキーストロークのような関連する言語外情報も書き起こされている。
本稿では,データ収集プロセスを説明し,コーパスを詳細に記述する。
さらに,2つのコホート,健康管理,認知症者に対する言語変化の経時的変化を捉えるためのベースラインを確立し,コーパスによって実現される今後の研究方向を概説する。
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