論文の概要: Class of quasiprobability distributions of work and initial quantum
coherence
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2110.00977v2
- Date: Tue, 7 Dec 2021 13:20:11 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-12 16:15:55.233127
- Title: Class of quasiprobability distributions of work and initial quantum
coherence
- Title(参考訳): 作業の準確率分布のクラスと初期量子コヒーレンス
- Authors: Gianluca Francica
- Abstract要約: 本研究では, 作業の準確率分布のクラスについて検討し, システムの平均エネルギー変化に匹敵する平均作業量を与える。
量子コヒーレンスを含む揺らぎ定理は熱力学の第2法則に従う。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: The work is a concept of fundamental importance in thermodynamics. An open
question is how to describe the work fluctuation for quantum coherent processes
in the presence of initial quantum coherence in the energy basis. With the aim
of giving a unified description, here we introduce and study a class of
quasiprobability distributions of work, which give an average work equal to the
average energy change of the system and reduce to the two-projective
measurement scheme for an initial incoherent state. Moreover, we characterize
the work with the help of fluctuation relations. In particular, by considering
the joint distribution of work and initial quantum coherence, we find a
fluctuation theorem involving quantum coherence, from which follows a second
law of thermodynamics in the case of initial thermal populations. Furthermore,
we propose a way to measure the characteristic function of work and we discuss
the negativity of the quasiprobability. The effects of coherence are also
investigated for a simple system of a qubit.
- Abstract(参考訳): この研究は熱力学における基本的な重要性の概念である。
自由な疑問は、エネルギー基底における初期量子コヒーレンスの存在下での量子コヒーレント過程の作業変動を記述する方法である。
そこで本稿では,統一的な記述を目的とし,システムの平均エネルギー変化に等しい平均作業量を与え,初期非一貫性状態の2射影計測スキームに還元する作業の準確率分布のクラスを紹介・検討する。
さらに、変動関係の助けを借りて、本研究を特徴付ける。
特に、仕事の共有分布と初期量子コヒーレンスを考えることで、量子コヒーレンスを含むゆらぎの定理を見つける。
さらに,作業の特徴関数を測定する手法を提案し,準確率の負性について考察する。
コヒーレンスの効果は、単純な量子ビット系でも研究されている。
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