論文の概要: Quantum Teleportation with One Classical Bit
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2110.11254v2
- Date: Tue, 15 Feb 2022 05:48:49 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-10 21:30:55.523618
- Title: Quantum Teleportation with One Classical Bit
- Title（参考訳）: 古典ビットを用いた量子テレポーテーション
- Authors: Abhishek Parakh
- Abstract要約: 量子テレポーテーションにより、点 A から点 B への任意の量子ビットを、一対の絡み合った量子ビットと古典的な情報のビットを使って送信することができる。
従来のテレポーテーションプロトコルでは、2ビットの古典的情報を使用し、送信者が送信した任意のキュービットの1コピーしかアクセスできないと仮定する。
我々は、Aliceが局所演算のみを使用して、絡み合ったペアの状態を初期状態にリセットする量子テレポーテーションプロトコルを提案する。
- 参考スコア（独自算出の注目度）: 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Quantum teleportation allows one to transmit an arbitrary qubit from point A
to point B using a pair of (pre-shared) entangled qubits and classical bits of
information. The conventional protocol for teleportation uses two bits of
classical information and assumes that the sender has access to only one copy
of the arbitrary qubit to the sent. Here, we ask whether we can do better than
two bits of classical information if the sender has access to multiple copies
of the qubit to be teleported. We place no restrictions on the qubit states.
Consequently, we propose a modified quantum teleportation protocol that allows
Alice to reset the state of the entangled pair to its initial state using only
local operations. As a result, the proposed teleportation protocol requires the
transmission of only one classical bit with a probability greater than
one-half. This has implications for efficient quantum communications and
security of quantum cryptographic protocols based on quantum entanglement.
- Abstract（参考訳）: 量子テレポーテーション(quantum teleportation)は、点 A から点 B への任意の量子ビットを、一対の(既共有の)絡み合った量子ビットと古典的な情報のビットを使って送信することができる。
従来のテレポーテーションプロトコルでは、2ビットの古典的情報を使用し、送信者が送信した任意のキュービットの1コピーしかアクセスできないと仮定する。
ここで、送信者がテレポートされるキュービットの複数のコピーにアクセスすることができる場合、2ビット以上の古典的情報を実行できるかどうかを問う。
qubit状態に対する制限はありません。
そこで本研究では,aliceが局所演算のみを使用して,絡み合ったペアの状態から初期状態へのリセットを可能にする,修正量子テレポーテーションプロトコルを提案する。
その結果,提案プロトコルでは1/半以上の確率を持つ古典ビットのみの伝送が要求される。
これは、効率的な量子通信と量子絡み合いに基づく量子暗号プロトコルのセキュリティに影響を及ぼす。
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