論文の概要: Fully passive entanglement based quantum key distribution scheme
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2111.03211v1
- Date: Fri, 5 Nov 2021 01:37:11 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-09 02:24:32.455234
- Title: Fully passive entanglement based quantum key distribution scheme
- Title(参考訳): 完全受動的絡み合いに基づく量子鍵分布方式
- Authors: Bo Liu and Matej Pivoluska and Johannes Handsteiner and Dominik Rauch
and Marcus Huber and Fabian Steinlechner and Rupert Ursin and Thomas Scheidl
- Abstract要約: 本稿では,プライバシアンプリフィケーションのためのランダムビットを抽出する完全受動的エンタングルメントに基づくQKDスキームを提案する。
測定ベースミスマッチされた光子から証明された乱数を抽出するアイデアは、すべての実用的なQKDスキームに拡張することができる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 2.7550995784117283
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: In general, generation of entangled photon pairs and also the random choice
of measurement basis can be implemented with passive optical devices in
entanglement based quantum key distribution (QKD) system. However, auxiliary
random numbers are still mandatory for conducting the privacy amplification
procedure. In this paper, we propose a fully passive entanglement based QKD
scheme in which certified random bits for privacy amplification are extracted
from detection events of measurement-basis-mismatched entangled photon pairs.
The privacy of these random bits can be certified by estimating the phase error
rate in the sifted key. The idea of extracting certified random numbers from
measurement-basis-mismatched photons, can be extended to all practical QKD
schemes.
- Abstract(参考訳): 一般に、絡み合った光子対の生成と測定基準のランダムな選択は、絡み合いベースの量子鍵分布(QKD)システムにおいて受動光学デバイスで実現することができる。
しかし、プライバシの増幅手順の実行には補助的な乱数が必要である。
本稿では, 実測ベースミスマッチ光子対の検出イベントから, プライバシアンプリフィケーションのためのランダムビットを抽出する完全パッシブエンタングルメントに基づくQKD方式を提案する。
これらのランダムビットのプライバシは、siftedキーの位相誤差率を推定することで検証することができる。
測定ベースミスマッチされた光子から認定乱数を抽出するというアイデアは、すべての実用的なqkdスキームに拡張できる。
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