論文の概要: Self-testing quantum states via nonmaximal violation in Hardy's test of
nonlocality
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2112.06595v2
- Date: Mon, 30 May 2022 06:04:06 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-04 16:51:53.490343
- Title: Self-testing quantum states via nonmaximal violation in Hardy's test of
nonlocality
- Title(参考訳): ハーディの非局所性試験における非最大違反による自己検定量子状態
- Authors: Ashutosh Rai, Matej Pivoluska, Souradeep Sasmal, Manik Banik, Sibasish
Ghosh, Martin Plesch
- Abstract要約: このようなプロトコルを設計する典型的なアプローチは、ベル試験において最大違反を示す非局所相関を観測することに基づいている。
我々は、ハーディの非局所性テストとして知られるベルの実験において、最大非局所相関が量子状態をテストするだけでなく、最大非局所挙動が同じ目的を達成することを示した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/publicdomain/zero/1.0/
- Abstract: Self-testing protocols enable certification of quantum devices without
demanding full knowledge about their inner workings. A typical approach in
designing such protocols is based on observing nonlocal correlations which
exhibit maximum violation in a Bell test. We show that in Bell experiment known
as Hardy's test of nonlocality not only the maximally nonlocal correlation
self-tests a quantum state, rather a non-maximal nonlocal behavior can serve
the same purpose. We, in fact, completely characterize all such behaviors
leading to self-test of every pure two qubit entangled state except the
maximally entangled ones. Apart from originating a novel self-testing protocol,
our method provides a powerful tool towards characterizing the complex boundary
of the set of quantum correlations.
- Abstract(参考訳): 自己テストプロトコルは、内部動作に関する完全な知識を必要とせずに、量子デバイスの認証を可能にする。
このようなプロトコルを設計する典型的なアプローチは、ベルテストで最大違反を示す非局所相関を観測することに基づいている。
ハーディの非局所性テストとして知られるベル実験では、量子状態の最大非局所相関を自己テストするだけでなく、最大でない非局所的振る舞いも同じ目的を果たすことができる。
実際、我々は、極大に絡み合った状態を除いて、純粋に2つの四角い状態の全ての自己テストにつながる全ての振舞いを、完全に特徴づけている。
提案手法は,新しい自己テストプロトコルの創出とは別に,量子相関の集合の複雑な境界を特徴づけるための強力なツールを提供する。
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