論文の概要: Storage and analysis of light-matter entanglement in a fibre-integrated
system
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2201.03361v1
- Date: Mon, 10 Jan 2022 14:28:04 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-01 19:43:56.590528
- Title: Storage and analysis of light-matter entanglement in a fibre-integrated
system
- Title(参考訳): ファイバー集積系における光物質の絡み合いの保存と解析
- Authors: Jelena V. Rakonjac, Giacomo Corrielli, Dario Lago-Rivera, Alessandro
Seri, Margherita Mazzera, Samuele Grandi, Roberto Osellame, Hugues de
Riedmatten
- Abstract要約: 我々は,光子に絡み合った光ファイバー集積量子メモリを電気通信波長で示す。
本発明の記憶装置は、希土類ドープ固体の導波路に書き込まれたファイバピグテールレーザをベースとし、全繊維安定なメモリのアローディングを可能にする。
本研究の結果は, 集積デバイスを用いた量子ネットワークに向けた重要な一歩となる, 光・光・光の絡み合いの記憶における保存時間と効率の面で, 桁違いの進歩を特徴としている。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 48.7576911714538
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: The deployment of a fully-fledged quantum internet poses the challenge of
finding adequate building-blocks for entanglement distribution between remote
quantum nodes. An ideal system would combine propagation in optical fibres with
quantum memories for light, leveraging on the existing communication network
while featuring the scalability required to extend to network sizes. Here we
demonstrate a fiber-integrated quantum memory entangled with a photon at
telecommunication wavelength. The storage device is based on a fiber-pigtailed
laser written waveguide in a rare-earth doped solid and allows an all-fiber
stable adressing of the memory. The analysis of the entanglement is performed
using fibre-based interferometers. Our results feature orders of magnitude
advances in terms of storage time and efficiency for integrated storage of
light-matter entanglement, and constitute a significant step forward towards
quantum networks using integrated devices.
- Abstract(参考訳): 完全な量子インターネットの展開は、リモート量子ノード間の絡み合い分布に適切なビルディングブロックを見つけるという課題を招いている。
理想的なシステムは、光ファイバーの伝搬と光の量子メモリを組み合わせ、既存の通信ネットワークを活用しながら、ネットワークサイズまで拡張するスケーラビリティを特徴とする。
ここでは光子に絡み合った光ファイバー集積量子メモリを通信波長で示す。
この記憶装置は、レアアースドープ固体中のファイバピグテールレーザー導波路に基づいており、メモリの全ファイバを安定に処理することができる。
エンタングルメントの解析はファイバーベースの干渉計を用いて行われる。
以上の結果から,光子絡みの集積ストレージにおける保存時間と効率の桁違いな進歩を示し,集積デバイスを用いた量子ネットワークに向けた大きな一歩となる。
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