論文の概要: High-order exceptional point in a nanofiber cavity quantum
electrodynamics system
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2201.03768v1
- Date: Tue, 11 Jan 2022 04:00:15 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-01 13:03:34.705104
- Title: High-order exceptional point in a nanofiber cavity quantum
electrodynamics system
- Title(参考訳): ナノファイバー空洞量子力学系における高次例外点
- Authors: Zigeng Li and Xiaomiao Li and Xiaolan Zhong
- Abstract要約: 本稿では,2レベルエミッタとナノファイバーキャビティからなる全繊維エミッタキャビティ量子電磁力学(QED)システムを提案する。
提案手法により,エミッタとナノファイバーキャビティの結合に基づく高次例外点の観測が可能となった。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 3.2937042191139296
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We present an all-fiber emitter-cavity quantum electrodynamics (QED) system
which consists of two two-level emitters and a nanofiber cavity. Our scheme
makes it possible to observe the higher-order exceptional points based on the
coupling between the emitters and the nanofiber cavity. The effective gain of
this cavity can be obtained by weakly driven to the nanofiber cavity via two
identical laser fields, which will realize coherent perfect absorption (CPA) in
the implementation of the experiments. Under the experimental feasible
parameters, the Hamiltonian of this system is in the condition of
pseudo-Hermiticity, which means that its eigenvalues can be made of one real
and a pair of complex conjugates, or be all real. By controllably tuned the
ratio of the two emitter-cavity coupling strengths, and the ratio of the decay
rates of the emitters, we can discover both the three-order exceptional point
(EP3) and the second-order exceptional point (EP2) without parity-time symmetry
in our emitter-cavity system. These results can also be demonstrated by the
total output spectra and transmission spectra. We also find that the symmetric
modes come into being when the coupling strength greater than the critical
coupling strength at EP3 points. Our proposal will provide a new method to
realize higher-order exceptional points.
- Abstract(参考訳): 本稿では,2レベルエミッタとナノファイバーキャビティからなる全繊維エミッタキャビティ量子電磁力学(QED)システムを提案する。
本手法により,エミッタとナノファイバーキャビティの結合に基づく高次例外点の観測が可能となった。
このキャビティの有効な利得は、2つの同一のレーザー場を介してナノファイバーキャビティに弱い駆動によって得られ、実験の実行においてコヒーレント完全吸収(CPA)を実現する。
実験可能なパラメータの下では、このシステムのハミルトニアンは擬エルミティティ(英語版)の状態にあり、その固有値は1つの実と1つの複素共役からなるか、あるいは全て実となる。
2つのエミッタ-キャビティ結合強度の比とエミッタの崩壊率の比を制御的に調整することにより、エミッタ-キャビティ系におけるパリティ時間対称性のない3階例外点(EP3)と2階例外点(EP2)の両方を発見することができる。
これらの結果は、全出力スペクトルと透過スペクトルによっても示される。
また,ep3点において結合強度が臨界結合強度よりも大きい場合,対称モードが発生することがわかった。
本稿では,高次例外点を実現する新しい手法を提案する。
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