論文の概要: Quantum rotator and Josephson junction: compact vs. extended phase and
dissipative quantum phase transition
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2201.04998v2
- Date: Thu, 24 Feb 2022 13:16:11 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-01 06:34:07.005858
- Title: Quantum rotator and Josephson junction: compact vs. extended phase and
dissipative quantum phase transition
- Title(参考訳): 量子回転子とジョセフソン接合:コンパクト対拡張相と散逸性量子相転移
- Authors: Edouard B. Sonin
- Abstract要約: この論文は、回転子とジョセフソン接合の量子論における古いジレンマ「コンパクト対拡張位相」を再評価する。
それは、$varphi$と$varphi+2pi$の相を持つ状態は振り子のように区別できないと主張している。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: The paper reassesses the old dilemma "compact vs. extended phase" in the
quantum theory of the rotator and the Josephson junction and the analogy of
these two systems with the a particle moving in a periodic potential. This
dilemma is in fact the dilemma whether the states with the phases $\varphi$ and
$\varphi+2\pi$ are distinguishable, or not. In the past it was widely accepted
that in the Josephson junction these states are distinguishable like for a
particle moving in a periodic potential. This paper argues that the states with
the phases $\varphi$ and $\varphi+2\pi$ are indistinguishable as in a pendulum
(a particular example of the quantum rotator). However, this does not lead to
revision of the conclusions of the conventional theory predicting the
transition from the superconducting to the insulating state in the small
Josephson junction.
- Abstract(参考訳): この論文は、回転子とジョセフソン接合の量子論における古いジレンマ「計算対拡張位相」を再評価し、これら2つの系を周期ポテンシャルで動くa粒子と類似させる。
このジレンマは実際には、位相 $\varphi$ と $\varphi+2\pi$ を持つ状態が区別可能であるかどうかのジレンマである。
かつては、ジョセフソン接合ではこれらの状態は周期ポテンシャルで動く粒子のように区別できると広く受け入れられていた。
この論文は、相 $\varphi$ と $\varphi+2\pi$ を持つ状態は振り子のように区別できないと主張している(量子回転子の特別な例)。
しかし、これは小さなジョセフソン接合における超伝導状態から絶縁状態への遷移を予測する従来の理論の結論を改訂するものではない。
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