論文の概要: DiSECt: A Differentiable Simulator for Parameter Inference and Control
in Robotic Cutting
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2203.10263v1
- Date: Sat, 19 Mar 2022 07:27:19 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2022-03-22 18:10:50.884176
- Title: DiSECt: A Differentiable Simulator for Parameter Inference and Control
in Robotic Cutting
- Title(参考訳): DiSECt:ロボット切削におけるパラメータ推論と制御のための微分可能シミュレータ
- Authors: Eric Heiden, Miles Macklin, Yashraj Narang, Dieter Fox, Animesh Garg,
Fabio Ramos
- Abstract要約: 軟質材料を切断するための最初の微分可能シミュレータであるDiSECtについて述べる。
シミュレータは、符号付き距離場に基づく連続接触モデルにより有限要素法を増強する。
このシミュレータは, 最先端の商用解法を用いて, 結果の力やフィールドに適合するようにキャリブレーションできることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 71.50844437057555
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Robotic cutting of soft materials is critical for applications such as food
processing, household automation, and surgical manipulation. As in other areas
of robotics, simulators can facilitate controller verification, policy
learning, and dataset generation. Moreover, differentiable simulators can
enable gradient-based optimization, which is invaluable for calibrating
simulation parameters and optimizing controllers. In this work, we present
DiSECt: the first differentiable simulator for cutting soft materials. The
simulator augments the finite element method (FEM) with a continuous contact
model based on signed distance fields (SDF), as well as a continuous damage
model that inserts springs on opposite sides of the cutting plane and allows
them to weaken until zero stiffness, enabling crack formation. Through various
experiments, we evaluate the performance of the simulator. We first show that
the simulator can be calibrated to match resultant forces and deformation
fields from a state-of-the-art commercial solver and real-world cutting
datasets, with generality across cutting velocities and object instances. We
then show that Bayesian inference can be performed efficiently by leveraging
the differentiability of the simulator, estimating posteriors over hundreds of
parameters in a fraction of the time of derivative-free methods. Next, we
illustrate that control parameters in the simulation can be optimized to
minimize cutting forces via lateral slicing motions. Finally, we conduct
experiments on a real robot arm equipped with a slicing knife to infer
simulation parameters from force measurements. By optimizing the slicing motion
of the knife, we show on fruit cutting scenarios that the average knife force
can be reduced by more than 40% compared to a vertical cutting motion. We
publish code and additional materials on our project website at
https://diff-cutting-sim.github.io.
- Abstract(参考訳): ソフト素材のロボット切削は、食品加工、家事自動化、外科手術などの応用に不可欠である。
ロボット工学の他の分野と同様に、シミュレータは制御者検証、ポリシー学習、データセット生成を容易にすることができる。
さらに、微分可能なシミュレータは勾配に基づく最適化を可能にし、シミュレーションパラメータの校正やコントローラの最適化に有用である。
本研究は, 軟質材料を切断する最初の微分可能シミュレータであるDiSECtについて述べる。
シミュレータは、有限要素法(FEM)を、符号付き距離場(SDF)に基づく連続接触モデルと、切削面の反対側にバネを挿入し、剛性がゼロになるまで弱め、ひび割れ形成を可能にする連続損傷モデルとで拡張する。
各種実験により,シミュレータの性能評価を行った。
まず、現状の商用解法と実世界の切断データセットから得られた力と変形場を、切断速度とオブジェクトインスタンスにまたがる一般性を用いて、シミュレータをキャリブレーションできることを示す。
次に,シミュレータの微分可能性を利用してベイズ推定を効率的に行うことができ,デリバティブフリー手法の時間に数百以上のパラメータを推定できることを示した。
次に,シミュレーションにおける制御パラメータを最適化し,横スライシング動作による切削力を最小化できることを示す。
最後に,スライシングナイフを備えた実ロボットアームを用いて,力測定からシミュレーションパラメータを推定する実験を行った。
ナイフのスライス動作を最適化することにより, 垂直切削動作と比較して, 平均的なナイフ力は40%以上低減できることを示す。
コードと追加資料は、プロジェクトのwebサイトhttps://diff-cutting-sim.github.ioで公開しています。
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