論文の概要: Compositional Semantics and Inference System for Temporal Order based on
Japanese CCG
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2204.09245v1
- Date: Wed, 20 Apr 2022 06:21:21 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2022-04-21 14:15:55.927832
- Title: Compositional Semantics and Inference System for Temporal Order based on
Japanese CCG
- Title(参考訳): 日本語CCGに基づく時間順の合成意味論と推論システム
- Authors: Tomoki Sugimoto, Hitomi Yanaka
- Abstract要約: 本稿では,日本語の時間順を考慮した論理型自然言語推論システムを提案する。
本システムでは,時間的関係と自動定理証明器の公理を用いて時間的順序を考慮した推論を行う。
我々は,従来の論理ベースのシステムや,現在のディープラーニングベースのモデルよりも優れていることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 9.683269364766426
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Natural Language Inference (NLI) is the task of determining whether a premise
entails a hypothesis. NLI with temporal order is a challenging task because
tense and aspect are complex linguistic phenomena involving interactions with
temporal adverbs and temporal connectives. To tackle this, temporal and
aspectual inference has been analyzed in various ways in the field of formal
semantics. However, a Japanese NLI system for temporal order based on the
analysis of formal semantics has not been sufficiently developed. We present a
logic-based NLI system that considers temporal order in Japanese based on
compositional semantics via Combinatory Categorial Grammar (CCG) syntactic
analysis. Our system performs inference involving temporal order by using
axioms for temporal relations and automated theorem provers. We evaluate our
system by experimenting with Japanese NLI datasets that involve temporal order.
We show that our system outperforms previous logic-based systems as well as
current deep learning-based models.
- Abstract(参考訳): 自然言語推論 (nli) は、前提が仮説を伴うかどうかを決定するタスクである。
時間的順序を持つNLIは、時制とアスペクトが時間的副詞と時間的接続物との相互作用を含む複雑な言語現象であるため、困難な課題である。
これに対処するために、時間的およびアスペクト的推論は形式的意味論の分野において様々な方法で分析されてきた。
しかし,形式的意味論の分析に基づく日本語の時間秩序システムNLIは十分に開発されていない。
本稿では,コンビネータ・カテゴリ文法(ccg)構文解析による合成意味論に基づく日本語の時間順序を考慮した論理ベースのnliシステムを提案する。
本システムでは,時間関係の公理と自動定理生成を用いて時間次数を含む推論を行う。
時間順を含む日本語NLIデータセットを実験し,本システムの評価を行った。
その結果,本システムは従来の論理系システムや現在のディープラーニングモデルよりも優れていることがわかった。
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