論文の概要: Late-time critical behavior of local string-like observables under
quantum quenches
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2205.00201v2
- Date: Mon, 26 Dec 2022 22:35:15 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-15 01:23:43.728892
- Title: Late-time critical behavior of local string-like observables under
quantum quenches
- Title(参考訳): 量子クエンチ下における局所弦状観測器の時間的臨界挙動
- Authors: Souvik Bandyopadhyay, Anatoli Polkovnikov, Amit Dutta
- Abstract要約: 近年では、平衡量子臨界性のシグネチャが、平衡から遠く離れた多体系に驚くほど現れることが観察されている。
非平衡ポストクエンチ力学を用いて基底状態臨界物理を探索する手法を開発した。
我々の結果は、トラップされたイオン量子シミュレータを用いた最近の実験で見られる、クエンチ後のドメイン形成における臨界シグネチャを説明するためにも利用できる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 12.815619486162594
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: In recent times it has been observed that signatures of equilibrium quantum
criticality surprisingly show up in many-body systems which are manifestly far
from equilibrium. We explore such scenarios in interacting spin systems subject
to a quench and develop a robust method to systematically probe ground state
critical physics through nonequilibrium post-quench dynamics. Analyzing
late-time behavior of finite string-like observables, we find emerging sharp
signatures of equilibrium criticality. Specifically, these observables
accurately detect equilibrium critical points and universal scaling exponents
after long times following a quench. This happens despite the fact that the
analyzed systems are strongly chaotic/ergodic and is interestingly due to a
strong memory of the initial conditions retained by these observables after
quench. We find that our results can also be used to explain critical
signatures in post-quench domain formation, seen in a recent experiment with
trapped ion quantum simulators.
- Abstract(参考訳): 近年、平衡量子臨界性のシグネチャが驚くほど、平衡から遠く離れた多体系に現れることが観察されている。
我々は、クエンチを受ける相互作用スピン系におけるそのようなシナリオを探求し、非平衡ポストクエンチダイナミクスによる基底状態臨界物理学を体系的に探究するロバストな方法を開発した。
有限弦状観測器の潜時挙動を解析したところ、平衡臨界性の鋭いサインが現れる。
特に、これらの可観測性は、クエンチ後の長期経過後に、平衡臨界点と普遍スケーリング指数を正確に検出する。
この現象は、解析された系はカオス/エルゴードが強く、クエンチ後に観測可能な初期状態が強い記憶力を持つという事実にもかかわらず起こる。
その結果, イオン量子シミュレータを用いた最近の実験では, ポストクエンチ領域形成における臨界シグネチャの説明にも利用できることがわかった。
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