論文の概要: Collective effects and quantum coherence in dissipative charging of
quantum batteries
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2205.06897v2
- Date: Mon, 6 Jun 2022 15:58:38 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-13 06:41:14.916300
- Title: Collective effects and quantum coherence in dissipative charging of
quantum batteries
- Title(参考訳): 量子電池の散逸帯電における集合効果と量子コヒーレンス
- Authors: Franco Mayo and Augusto J. Roncaglia
- Abstract要約: 低温では、電池数に応じてポリメノミクス的に増加する充電力が得られることを示す。
また、エネルギーベースでコヒーレンスを生成する時間依存ハミルトニアンを用いて、単電池の消散充電過程についても検討する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We consider the dissipative charging process of quantum batteries in terms of
a collisional model, where the batteries are coupled to a heat bath using
non-energy preserving interactions. First, we show that for low temperatures
the collective process can attain a charging power that increases polynomically
with the number of batteries. The scaling we find is $N^3$ that, while being
grater than the bound obtained for unitary processes, it has a lower
efficiency. Then, we study the dissipative charging process of single battery
using a time dependent Hamiltonian that generates coherences in the energy
basis. In this case we find that the presence of coherence could enhance the
charging power and also its efficiency. Finally, we show how this process can
be used in a quantum heat engine that contains the charging process as one of
its open strokes.
- Abstract(参考訳): 非エネルギー保存相互作用を用いて蓄熱槽にバッテリを結合する衝突モデルを用いて, 量子電池の消散充電過程を考察する。
まず, 低温においては, 電池数に比例して多元的に増大する帯電力が得られることを示す。
私たちが見つけたスケーリングは$N^3$であり、ユニタリプロセスで得られたバウンダリよりもグラターであるが、効率は低い。
そこで,エネルギーベースでコヒーレンスを生成する時間依存ハミルトニアンを用いて,単電池の消散充電過程について検討した。
この場合、コヒーレンスの存在は充電力と効率を高めることができる。
最後に、このプロセスが、そのオープンストロークの1つとして充電プロセスを含む量子熱エンジンでどのように使用できるかを示す。
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